Happy Family (ページ10)

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蓮「ありがと^ ^」
とにっこり笑顔で自転車の鍵を受け取った夫が、
蓮「今日はパパが自転車乗りまーす^ ^」
と言うとさえちゃんは
さえ「やったー！ぱぱのじてんしゃだー！」
ってめちゃくちゃ喜んでる笑

私は喜んでるさえちゃんに靴を履かせながら
麻衣「終わったらサドル下げといてね〜？」
と夫に伝える。

実は私の身長が152cmで、蓮の身長が185cmと33cmの差がある。
車はシートボタンを押して前に持ってくればいいだけで簡単なんだけど、自転車のサドルはレバーが固くて大変だから、夫の腕力で直してもらうのが1番なんだよね笑

でも夫はほぼ自転車に乗ることがないから、サドルを戻すのを忘れることも多くて汗
夫の乗った後の自転車は本当にサドルが高い笑

サドルを戻してもらうことを伝えた後に、テレビの天気予報を伝えるアナウンサーの声が耳に入った。

アナ「今日は季節外れの寒さが…」

今日は運動会前の10月頭。
季節も変わって、少しずつ寒さがやってきているところだ。

アナウンサーの声を聞いた私は
麻衣「ちょっと待って！」
とドアを開けかけた夫に声を掛け、玄関に吊るしてある自転車用のブランケットポーチを渡す。

麻衣「今日の朝は寒いかもしれないから、これさえちゃんのお膝に乗せてあげて」
と子ども用のブランケットを夫に手渡す。

ブランケットを夫に手渡したところで、ふと今日の持ち物が気になった私は、夫の持っている荷物を確認。

麻衣「体操服バッグ、ブランケット、リュック、連絡帳はリュックに入れた、出欠票は連絡帳に挟んだ…」
ひとつひとつ指差し確認をする。

私は忘れ物を多々してしまうため、出かける前には必ず指差し確認をすると徹底している。
ただし、指差し確認を忘れちゃうこともあるけど汗

指差し確認をして、夫とさえちゃんに「OK」と◯サインをして、
麻衣「行ってらっしゃ〜い^_^」
と手を振ってお見送りをした。

夫とさえちゃんが
「「いってきまーす^_^！」」
と無事に出かけたところで私の気力がオフになり、
麻衣「ふぅ…。少し寝させてもらおうかな。」
と歯磨きをしてから寝室のベッドにダイブした。

寝室は夫婦が寝るクイーンサイズのベッドとさえちゃん用のベッドが置いてある。
蓮の仕事が不規則だから寝室を分ける案も出たけど、蓮が
蓮「寝室は分けたくないなぁ〜。麻衣とさえと一緒に寝たい！」と言ったから、寝室は分けないことにしたのよね。

夫とさえちゃんが出かけて、一息ついた私は気がついたら眠りについていた。