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私と蓮はシャンパングラスで、さえちゃんは取ってのついてるマグマグで、リンゴジュースをゴクゴク!

3人で幸せなひとときに浸っていると、蓮のスマホが鳴った。

蓮「おっと16:00か!そろそろ出かける支度しなくちゃ!」

蓮が設定していたアラームが鳴った。

さえ「ぱぱ、おしごとこれから?」
蓮「うん。これからなんだ^ ^」
さえ「ぱぱ、さえちゃんと、ままとごはんたべられない?」
蓮「そうだね〜。今日は一緒にご飯食べられないかな〜。ごめんね(>人<;)」
さえ「そっか。じゃあ、ぱぱ、おかしかってきて!」
蓮「えっ?お菓子?」
さえ「さえちゃん、おかしたべたい!」

さえちゃんが夫にお菓子のお土産をせがんだ。

麻衣「さえちゃん、パパお仕事だし、夜遅くなっちゃうから、お菓子は今度買ってもらおうね^ ^」
と私が優しく説明すると、
さえ「やだ!さえちゃん、おかしたべたい!」
とちょっとだけ駄々をこねるさえちゃん。

その姿を見た夫が、
蓮「さえちゃん、お菓子は今度一緒に買いに行かない?パパね、お仕事で可愛いお菓子屋さん見つけたんだ^ ^だからさ、今度、ママとさえちゃんとパパの3人で行ってみようよ^ ^」
と優しくさえちゃんに話してくれる。

するとさえちゃんは、
さえ「かわいいおかしやさん?キュアるんのおもちゃもうってる?さえちゃんのすきな、まぁるいくっきーもうってる?ぴゅーぴゅー(笛のおもちゃ)もある?(╹◡╹)」
と夫の提案にワクワクし出した^ ^

蓮「キュアるんのおもちゃがあるかは分からないけど、ぴゅーぴゅーはあったよ!^ ^」
さえ「やったー!!ぱぱとままとかわいいおかしやさんいきたい!!いついくの?」
麻衣「パパがお仕事お休みの時ね^ ^」
さえ「ぱぱのおやすみはいつ?」
蓮「そうだな〜。もう少しお仕事つづくな〜」
さえ「あしたはどようびだけど、おしごと?」
麻衣「さえちゃん、明日は金曜日だからまだ保育園あるよ?」
さえ「そっかぁ。じゃあ、どようびはおしごとなの?」
蓮「そうだね。ごめんね。土曜日はパパ朝早いから、さえちゃんとママが寝てる時にお出かけしちゃうんだ(´・_・`)」
さえ「そっかぁ。ぱぱおしごとかぁ。つまんないな。ぱぱとあそびたいな。ぱぱとおでかけしたいな…(;ω;)」

さえちゃんの目に涙が滲みだしてしまった。
じわじわと滲む涙が切ない。

その姿を見た夫が、
蓮「さえちゃんごめんね(´・_・`)お休みの時にいっぱい遊ぼうね^ ^」
とさえちゃんを抱きしめながら優しい声で話していた。

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作者名:まいも | 作成日時:2018年6月11日 11時

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