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さえちゃんが、自分の膝の絆創膏を指差しながら話す。
さえ「あやかせんせいがね、とくべつだよ？っていって、はってくれたの！」
麻衣「そうなんだ^ ^」
ソファにさえちゃんを降ろす。
さえ「さえちゃん、きょう、おともだちのことをたすけてくれたから、って」
麻衣「そうなの？」
さえちゃんの話に夫が続く。
蓮「さっきお迎えに行った時に、あやか先生から聞いたんだけど、さえちゃんが転んじゃうまえに、別の子が転んじゃってたんだって。そしたら、それを目の前で見ていたさえちゃんが「だいじょうぶ？」って言って、手を差し伸べたんだって！」
麻衣「そうなの？！」
さえ「うん！」
麻衣「えらい！さえちゃんすごい！」
私はさえちゃんの頭を撫でた。
さえちゃんは、「えへへ(о´∀`о)」という顔で少し照れているようだ。
さえ「さえちゃんね、おともだちをたすけたの。あやかせんせいも、とーませんせいも、さえちゃんやさしいねっていってた！さえちゃんはやさしいこなんだって！」
麻衣「うん！さえちゃんは、優しい子だよ^ ^お友達助けて偉かったね^ ^ママさえちゃんのこと自慢しちゃうな^ ^」
さえ「じまん、ってなーに？」
蓮「う〜ん。なんだろうな〜。良い子ですよ〜って言うことかなぁ〜」
麻衣「そうだねぇ〜。可愛くていい子で優しい子ですよ〜ってみんなにお話しすることかなぁ〜^ ^」
さえ「えーっ！やったー！(╹◡╹)」
さえちゃんがソファに座りながら喜んでいる。
麻衣「さえちゃん、ジュース飲む？」
蓮「あっ、ご褒美のジュースだ〜^ ^」
さえ「じゅーす？ごほうびの？いいの？さえちゃん、ごほうびもらえるの？」
麻衣「さえちゃん、今日偉かったから、ご褒美のリンゴジュース飲もうか^ ^」
さえ「おたかいのやつ？やったー(о´∀`о)！」
さえちゃんは、リンゴジュースが好きだ。
さえ「ねぇ、ままとぱぱもいっしょにのんで！」
蓮「ぱぱもいいの？」
さえ「ぱぱ、きょう、さえちゃんとどらいぶしてくれたから！」
蓮「さえちゃん…(//∇//)」
麻衣「ままも良いの？」
さえ「まま、あたまいたいいたいなのに、さえちゃんにやさしくしてくれたから！」
麻衣「さえちゃん…(；ω；)」
さえ「さんにんでごほうび！」
さえちゃんにご褒美をもらった私と蓮も一緒に高級なリンゴジュースを飲むことに。
ご褒美だから大人はちょっとオシャレなグラスに注いでみたりしちゃったり^ ^
さえちゃんは取ってのついてるマグマグで^ ^
3人でリンゴジュースをゴクゴク！
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作者名：まいも | 作成日時：2018年6月11日 11時
