Happy Family (ページ22)

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時計を見ると11:45分を指している針。

俺が「お昼どうする〜？」って言うと、洗い物途中の麻衣が「冷蔵庫見てみるね〜」と言う。

Uberでもするかな〜と思いながらアプリをスクロールしていると麻衣が「冷蔵庫何もないや〜」と言う。

蓮「Uberでもする？あっ、麻衣ご飯食べられる？お粥の方がいい？」
麻衣「もう普通のご飯でいいよ^ ^」
蓮「良かった^ ^あっ、そうそう！この間YouTubeで頼んだリゾットがめちゃくちゃ美味しかったんだよ！そのお店うちから近いから頼んでみる？」
麻衣「リゾット？？美味しそう！！食べてみたい！！」

テンション爆上がりの麻衣と共にUberのページを見る。

蓮「あっ、これこれ！チーズリゾットがめちゃくちゃ有名らしいんで頼んだんだけど、めっちゃくちゃ美味しかったの！だからさ、チーズ好きの麻衣にも食べさせてあげたいなって思ってたんだよね^ ^」
麻衣「え〜っ！嬉しい〜^ ^めちゃくちゃ楽しみ〜^ ^」

付き合ってる時みたいにキャピキャピしながら楽しむ麻衣。
麻衣「あ〜、これも美味しそう〜(o^^o)うわぁ〜これもいいなぁ〜(o^^o)」
なんて言いながらUberアプリをスクロールする麻衣がめちゃくちゃ可愛いくて、思わず麻衣の頬にキスをした。

すると麻衣がぴくっとして、
麻衣「急にどうしたの？(////)」
と頬をほんのり赤らめながら言う。

頬を赤らめ、目を見開いて、俺に「どうしたの？」なんて言う麻衣が、もっともっと可愛いくて仕方がなくなって、今度は麻衣の唇にキスをした。

そしたら麻衣はさらにびっくりして、
麻衣「えっ、なになに？どしたの？えっ、なに？」
とめちゃくちゃ戸惑ってる。

戸惑った顔もめちゃくちゃ可愛いくて仕方がない。
俺の奥様は本当に女神だ…。

目をキョロキョロさせながら「えーっ、なんだろー」ってボソボソ言う麻衣に、
蓮「可愛いから^ ^そんなに可愛いのは反則だって」
って言って再び麻衣の唇にキスをした。

可愛い可愛い麻衣の唇を少し長めに味わいたくなって、さっきより長めのキスをする。
俺が角度を変える度に麻衣の吐息が漏れるのも良いし、麻衣の温もりが俺の心をくすぐって昂らせてくるのもまた良い。

麻衣も最初は抵抗してたけど、気がついたら俺の袖をぎゅっと掴んでて、それもまた俺の心をくすぐって俺の気持ちを昂らせた。

さえが保育園でいない時間に、麻衣と俺の甘いひととき。
俺はこのまま寝室に向かいたくなったけど、麻衣の体調も良くないから、と昂って止まらない欲望を引っ込めた。