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終わった洗濯物を、どんどんとカゴに入れていく。
洗濯機が空っぽになったら、大きな洗濯ネットにクイーンサイズのシーツを入れて、再度洗濯を回す。

洗濯を干そうと思ってリビングの先のサンルームに行くと、まだ昨日干した洗濯物が残っていた。

麻衣「あっ!昨日のやつ残ってるでしょ汗」
と言いながら慌ててやってきて
麻衣「昨日も頭痛くてさ、明日でいいやって思ってそのままにしちゃってたの!汗」
と言いながら干しっぱなしの洗濯物を取り込む。

取り込みながら麻衣が「ごめんね。ちゃんと片してないで」と言うから、俺は「頭痛かったんだし仕方ないよ。そういう時もある。そんな日があってもいいじゃん?ねっ?」と答えると、「ありがとう^ ^蓮のその言葉は嬉しいね^ ^」と言いながら洗濯物を抱えてリビングにあるソファの上に置いた。

ソファに置いてある乾いた洗濯物を畳みながら麻衣が
麻衣「さっき藍さんからLINE来たから聞いてみたんだけどさ」と話し出す。

俺が「何を聞いたの?」と言うと、
麻衣「ほら、朝さえちゃんがさ、「こうたくんとななみちゃんは泣かないって言ってたもんっ!」って言ってたでしょ?何か知らないかなって思ってさ」と言う。

俺は「ぁあ〜、そうだったね!そんなこと言ってたね!」と言うと麻衣が続けて、
麻衣「いちご組の優馬くんがさ、「オレ、夢でなんか泣いたことないよ。夢で泣くなんて赤ちゃんじゃん!」って言ったんだって。そしたらさ、それがいちご組のみんなに広まったらしくって、こうたくんもななみちゃんも泣かないって決めたけど、さえちゃんはどうする?って話になったんだって。その最中に今朝泣いちゃったから、泣くのは赤ちゃんだと思って、恥ずかしかったのかもしれないね。」
とことの発端を説明してくれた。

蓮「そんなことがあったんだ〜。」
麻衣「そうなの!泣くのも悪くないのにね〜^ ^まぁ、可愛いいじっぱりだけどね^ ^」
なんて話しているとインターフォンが鳴る。

ピンポーン
モニターに出ると「宅配便で〜す」と配達員の声。

蓮「なんだろう?Amazonで何か頼んだ?」
麻衣「頼んだけど今日じゃないよ?」
なんで話してると、玄関前のインターフォンが鳴る。
俺が出て「玄関前に置いておいてくださーい」と言うと配達員は「かしこまりました〜」と言って玄関前に置いてくれた。

今のところ誰宛でもない荷物に、恐怖心を抱きながら玄関のドアを開けてて荷物を引き取る。

するとそこには見慣れた名前が書いてあった。

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作者名:まいも | 作成日時:2018年6月11日 11時

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