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「じゃあ、席はそこね」


全体への挨拶が終われば、
部長が私の机の横を指す。

そういえば、部長…
昨日ここの机の掃除してたもんな…


「はじめまして、
ジュンって呼んで下さい」

「はい、私はA。
よろしくお願いします」




『会長の孫』という名前の
男性が何故か私の隣に座る。





これって…
つまり……





「じゃあ、ジュン君は
これからAちゃんの下で…」

やっぱり、
教育係にする気だ!!!


「ちょっと待って下さいよ!!!
じ…自分はどうなるんですか!?」
そして、
何故か部長に噛み付いたのは、
とっくに教育係は卒業しているミンギュ君で…

焦って立つものだから、
今日の会議の資料を壮大に散らばらせた。



「ミンギュ…
お前まだそんなこと言ってたのか…
お前は、Aちゃんから卒業!
デスクも撤退だ」


「そんなー!」


「ウォヌの隣のデスク空いてるな。
あそこ、行け」


「部長、俺は嫌です」


「ウォヌヒョーン!!!」




ミンギュ君が情けない声を出せば、
営業部全体に笑い声が広がった。



「ははは」



隣のジュンさんも
つられて笑う。

綺麗な顔がくしゃりとなって、
目を細めて笑う。




つい『きれい…』と
呟きそうになった。

Smacking pace→←2



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紫歩(プロフ) - ハラミさん» こんにちは!初コメントすごく嬉しいです!ウォヌ君、可哀想なシーン多いですが、これからも温かい目で見守ってください笑 (2018年3月17日 8時) (レス) id: 5e536b6590 (このIDを非表示/違反報告)
ハラミ - なんて素敵な大人な作品なんですか、、、ウォヌ氏との関係性どうなるか楽しみにまっています!!! (2018年3月7日 22時) (レス) id: 153cfb6759 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫歩 | 作成日時:2017年5月14日 16時

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