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朝の全体ミーティングの時に、
噂の彼も部長と一緒に現れた。
「こちらは、ムン会長の孫の
ムンジュンフィ君だ。
今回、社会勉強ということで、
うちの部署で一緒に働いてくれる」
誠実そうな人だ。
第一印象はこうだった。
「A先輩？、社会勉強ってことは、
後に、この会社のトップになるってことも…」
「うん、そういうことだろうね」
「あーおわった。マジで。」
ミンギュ君の初の後輩計画が散った。
「初めまして
ムンジュンフィと申します。」
あ…中国語じゃない…
「こちらの言葉は、
勉強してきたので大丈夫です。
あ、でも、
間違った使い方をしていたらごめんなさい。
是非、教えていただけますでしょうか？」
わあ…すごい出来た子…
「僕は、皆さんに比べて社会経験が少なく、
お恥ずかしいことに『働く』のは、
本日からが初めてです。
そんな自分を変えたくて、
今回は会長にお願いしました。
どうか、会長の孫と負担に思わずに
ご指導とご鞭撻のほど、よろしくお願いします。」
自然と大きな拍手がわいた。
彼の嫌味のない挨拶は、
私達を感動させた。
『自分を変えたくて』
その一言に私は、
あの時の自分を思い出していた。
すごい…異国の地で……
彼は本当に、すごい…
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紫歩(プロフ) - ハラミさん» こんにちは！初コメントすごく嬉しいです！ウォヌ君、可哀想なシーン多いですが、これからも温かい目で見守ってください笑 (2018年3月17日 8時) (
レス) id: 5e536b6590 (このIDを非表示/違反報告)
ハラミ - なんて素敵な大人な作品なんですか、、、ウォヌ氏との関係性どうなるか楽しみにまっています！！！ (2018年3月7日 22時) (レス) id: 153cfb6759 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫歩 | 作成日時：2017年5月14日 16時
