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「でも、ヌナの名前を知って
本当に嬉しかった…。」
ヌナの名前を知ったその日は、
何回も何回も声で、心の中で、
呪文のように繰り返してた。
大好きな大好きな彼女の名前を…
「ヌナの過去だって…
待ってたって、何も始まらなかった。
何も分からなかった。」
そんな中で、
Aヌナの心を開いたのは、
あのカフェのメンバーだったし、
知らないところで彼女を
精神的に支えたのは、目の前の彼だったんだ。
俺は、彼女を思ってただけ…
何も始まってない…
「Aヌナに、『絶対失いたくない』
ってそんな風に思ってもらえるなんて
それって、恋人より凄い存在じゃないですか？」
「…お世辞は、よせよ」
「違う！
俺は、羨ましいんだ！
貴方が羨ましくて仕方ないんだ！」
だって…
さっき、この人と
喧嘩してた時のAヌナ…
あんな生き生きとした顔、
見たことなかったもん…
「俺も…見たい…
彼女が貴方に見せる
あの信頼しきった顔を…」
そんな男に、
俺だってなりたいんだ。
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紫歩(プロフ) - ハラミさん» こんにちは！初コメントすごく嬉しいです！ウォヌ君、可哀想なシーン多いですが、これからも温かい目で見守ってください笑 (2018年3月17日 8時) (
レス) id: 5e536b6590 (このIDを非表示/違反報告)
ハラミ - なんて素敵な大人な作品なんですか、、、ウォヌ氏との関係性どうなるか楽しみにまっています！！！ (2018年3月7日 22時) (レス) id: 153cfb6759 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫歩 | 作成日時：2017年5月14日 16時
