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「ずっと、こうしたかった…」
頭がついていかない。
今、ウォヌは何て？
確かに言葉は私に向かってなげられたのに、
耳に届いたのは、彼の吐息だけだ。
唇にかかった湿った空気。
甘い香りは、さっきまで
一緒に飲んでいたアルコール。
「A、
好きだ」
「え…」
身体がその言葉を避けようと
無意識に後ろへ動く。
それをウォヌが自分の方へと引っ張り、
私の身体は彼の胸へと飛び込むように倒れた。
意外と固い胸に心臓が脈打つ音がこだまする。
「逃げんな」
「に…逃げてない…」
「今逃げようとしたじゃん」
「違っ…!!!」
「ちゃんと聞け」
「いや、聞く…
聞くけど…でも……っ」
反論しようとした言葉も、
再び彼の唇に封じられた。
無理矢理に入ってくる舌は
私から否定的な言葉を全て絡めとる。
甘さと苦さを纏って、
私の咥内を侵す。
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紫歩(プロフ) - ハラミさん» こんにちは！初コメントすごく嬉しいです！ウォヌ君、可哀想なシーン多いですが、これからも温かい目で見守ってください笑 (2018年3月17日 8時) (
レス) id: 5e536b6590 (このIDを非表示/違反報告)
ハラミ - なんて素敵な大人な作品なんですか、、、ウォヌ氏との関係性どうなるか楽しみにまっています！！！ (2018年3月7日 22時) (レス) id: 153cfb6759 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫歩 | 作成日時：2017年5月14日 16時
