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ミンギュ君から会社に
電話があったのは1時間前。
「分かった、私も謝りに行くよ」
「で…でも、」
「私、ミンギュ君の上司だから」
お客さまの機嫌を損ねてしまった彼。
ちょうど昼過ぎだった為、
他の皆も彼同様に営業で外回り中…
事務所には私と、
数時間後の営業に備えたメンバーしかいなかった。
棚の一角には、謝罪用のお菓子の箱。
いつでもすぐ持ち出せるよう、
ストックが2箱。
それを手にすれば、
周りの先輩方に嫌でも気づかせてしまう。
「Aちゃん、
ミンギュの応援に?」
「ええ、上司出せと
言われたようで…」
「俺もあと少しで営業だし…
今日に限って、人手が…」
「課長、大丈夫です。
クレーム対応は慣れてますから」
そこに関しては、
心配してないけど…と課長の言葉がつまった。
「では、行ってきます」
営業車の鍵を手にとり、事務所を出た。
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紫歩(プロフ) - ハラミさん» こんにちは!初コメントすごく嬉しいです!ウォヌ君、可哀想なシーン多いですが、これからも温かい目で見守ってください笑 (2018年3月17日 8時) (レス) id: 5e536b6590 (このIDを非表示/違反報告)
ハラミ - なんて素敵な大人な作品なんですか、、、ウォヌ氏との関係性どうなるか楽しみにまっています!!! (2018年3月7日 22時) (レス) id: 153cfb6759 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫歩 | 作成日時:2017年5月14日 16時