旦那が不倫してるんですけどおおおお!? ページ1
「もうむり!!」
バンッと勢いよく机をたたいた。
「な、なんだよ急に…?」
「なんだよって何よ!私、もうとっくに知ってるんだからね!」
〜数日前〜
「あ〜疲れたー。んーーっ!」
私は空に向かって大きくのびをした。
「今日は早めに仕事終わったから
「ん?うわぁ…」
私の前を歩いていたのは周りを見ないイチャイチャバカップルだった。
こんな街中で、と私は引いたけどいろんな人がいるか、と思ってその人たちの前に行こうとして、
歩くスピードを上げたとき
「な……っ!」
思わず声がでてしまった。
だって、バカップルの男性のほうが私の旦那だったから。
え、マジ?見間違いじゃないよね?
私は思わずその場に座り込んでしまった。
「ちょっと、あたなだいじょうぶ?!」
と、声をかけてくれたが、無言でうなずくことしかできなかった。
やっぱりあれって不倫?
どうすればいい?何をすりのが正解?
そんなことばかり頭をぐるぐる回る。
あ、そうだ。この間会社の同僚が「不倫されたらこの探偵がいいと思う!絶対!!」
と言われたとこがある。
よしっと、決意して電話をかけた。
¥ ¥ ¥
「えーこれが結果になります。旦那さんは、20代前半の人と不倫してますね。こちらが写真です。ご自由にお持ちください。では。」
「あ〜やっぱり。うわぁ…まじかぁ。」
旦那とは結構仲いい方だと思ってたんだけど。
まだ結婚して3年しかたってないのに。
6年間も付き合ったのに。
なんだよ。何がいけなかったんだよ。
こんなこと思ってたら家に着いた。
「た、ただいま…」
少し緊張した声音になってしまった。
「……」
そうだ。いつからか会話も少なくなっていた。
「腹減った。早くしろよ。」
はあぁ!?こっちはお前のせいで、日曜まで出かけないといけなくなったんだろ。
私はこぶしをぎゅっと握って、決意した。
もう…もう…
「もうむりっ!!」
バンッと、机を勢いよくたたいた。
「な、なんだよ急に…?」
「なんだって何よ!私、もうとっくに知ってるんだからね!」
「な、なにを…?」
「もちろん、不倫してることだよっ!」
私はフゥと、息を吐いた。
「…はぁ?な、何を言い出すんだよ急に。オ、オレが不倫するわけないだろ?証拠もないのに…
ハハハハハ…」
旦那(仮)は、乾いた笑いをこぼした。
めっちゃ動揺してるじゃん!と、笑いそうになったが、我慢した。
「証拠ならあります。」
ドサッと、たくさんの写真を見せる。
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作者名:おむらいす | 作成日時:2024年2月24日 15時