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始まり ページ2

____こんなに全力疾走したのは初めてだったかもしれない

流夏(ルカ)さん!」

流夏「(レイ)さん、、」

「事故に遭ったって、、、!」

流夏「俺は大丈夫だったんですけど飛夏(ヒナ)が、、、」

「大丈夫ですよ!飛夏ちゃんはきっと助かります、、、!」

流夏「玲さん、、、、」

流夏「飛夏の手術に、、、、1500万かかるんです、、、」

「は、、、、、?」

流夏「手術をしなかったら持って一ヶ月だって、、、、」

「そんな大金、、、、」

流夏「玲さん、、、鏡花(キョウ)さんには言わないでください」

流夏「これ以上、心配も迷惑もかけたくないんです。」

鏡花さんは、ついさっき出張から帰ってきた

「でも、、、飛夏さんは、、、」

流夏「目も覚ましてないです、、、、ずっと」

流夏「また、、、、また、飛夏の声が聞きたいのに、、、」

「流夏、、、、さん、、、」

「、、、。」

「流夏さん。流夏さんの貯金って何円ぐらいありますか?」

流夏「俺のと親の分で、、、、300万ぐらいです、、」

_____俺は、、、

「流夏さん。残りの____1200万。俺が払います」

流夏「?!玲、、、さんが?」

「俺は流夏さんにも、飛夏さんにも恩があります。」

「任せてください。、、。飛夏さんは死なせないので」

流夏「でも、、、それだと玲さんが、、」

「俺、そこそこ稼いでるんで。安心してください」

流夏「、、、、。すいません、、本当に、、」

____そう言って俺は病室を出た

**********

「と、、、はいってもなぁ、、」

1200万、、、、

「俺の給料と貯金合わせても足りないよな、、」

___そんな時に目に入ったのが、とあるチラシだった。

「これって、、、、」

闇金、、、、ってやつじゃ?

「でも、、、、、」

もし、今すぐ大金が手に入るとしたら?

俺の手は恐ろしいほど震えていた。

「これ」に手を出そうとしている自分が怖くなった

「でも、、、、」

飛夏さんを助けるには、、、、

____俺は、震えるてで

____チラシの電話番号に電話をかけた

「はい。こちら''ネイト''です」

「あの、、、チラシを見て電話をかけたんですが、、」

大丈夫、、、俺なら、、、

「お電話ありがとうございます。」

「お名前を教えていただいてもよろしいでしょうか?偽名でも構いません。」

「、、、。イシュメールです」

「、、、。ありがとうございます。」

「また、後ほど電話をかけますね」

もう、、、後戻りはできないんだな

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作者名:闇夜 | 作者ホームページ:無い  
作成日時:2024年3月7日 21時

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