ごめんね (ページ1)

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私にとって私って？ページ1

はじめまして。私、桜夜シオリです。貴方名前は？Aさんっていうのね…。
今日は私のことについて話すわ…。
え？私が暗い？そうね…これから話すことも少し暗くなるわでも最後まで聞いてくれたら嬉しい。

(母)なんでいう通りにできないの⁉︎
ベシッ‼︎(私の頬を強く叩く)
(私)ごめんなさいごめんなさいごめんなさい
(母)そうやっていっつもうずくまって謝るだけ、気持ち悪い！
ベシッ(さっきより強く私の腕を叩く)
(私)ごめんなさいごめんなさい…
(心の声)あぁまた謝るだけ…私何もしてないのに…

私の親はとても厳しい人だった。少しでも言う通りにできなかったら罰せられた。
私には２つうえの兄がいた。２つ下の弟もいる。その2人は生まれ持った知能や能力が人よりも優れていた…。私は能力どころか少しの発達障がいを患って生まれたのだ。
だから私は2人のようになんでも上手く出来るわけではなかったのだ。
2人は私のことを支えてくれたし、慰めてくれた。でも今の私にはそれが辛かった。
何をされても謝るだけ。それが私の人生だった。

ある日

私はまだ16歳なので学校に通っていた。私の受験した高校は特別支援教室がないので普通の教室に通っている。
ある日学校に行くと私の机に大量の落書きとゴミがあった。歴としたいじめだった。
今まで仲良くしていた友達の藤堂さんも私のことを無視した。

(先生)桜夜！ちょっとこい！

先生はホームルームを始めるなり教卓の前に私を呼び出した。
(私)はい…
(先生)藤堂から聞いたぞ！朝早くから自分の机に落書きをしてゴミをばら撒いてるのを見たって！どうゆうことだ！
(クラスメート)え？何自作自演ってこと？きもぉ！
(私)え…？先生！私そんなことやってません!
(先生)藤堂が見たって言ってるんだぞ！やってないなんて信じられるか！
(私)藤堂さんが見たって証拠はあるんですか？しかも私が学校に来たのは8時ですよ⁉︎
どうやっても準備するのは無理です！
(先生)藤堂が嘘をつく理由はない!お前は堂々と仲よかっただろ？なぜ友達まで裏切ってこんなことする!
(私)そんなの証拠になりません!藤堂さんが嘘をついてる可能性だってある!なのになぜ藤堂さんだけを信じるんです⁉︎不平等ですよ!

私は対抗したけど聞いてはもらえなかった。
もちろん親には罰せられ地獄の日々を送ることになったわ。
もうこんな時間ね。この話はまた次の機会に。
聞いてくれてありがとうまた来てねAさん。