天才すぎる警察学校組の同期【名探偵コナン】

4.神城の推理 ページ5

NOside

神城「今回の事件は極めてシンプル。被害者の望月さんは、アクセサリーショップ○○○から、自宅への帰宅中に殺害されたと推測される。そのお店では今日発売のネックレスがあった。だが、そのネックレスはとても人気。おそらく望月さんはお店でネックレスを買えなかったんだろーな。犯人はそこに目をつけた。」

佐藤「え？望月さんがネックレスを買えなかったとして、それが今回のことと何の関係があるの？」

神城「なあ、もし自分がめっちゃ欲しいものが地面に落ちていたとする。そしたら、強欲な人間はどうする？」

松田「それを、拾うだろーな。」

神城「そのとーり！犯人は、望月さんがネックレスを異様に欲しがっていることを知り、そのネックレスを横断歩道の真ん中に落とした。そんで、望月さんは犯人の思惑どーりネックレスを拾おうとして車にはねられたわけだ。」

目暮「だがな、神城くん。君の言う通り被害者が赤信号のときネックレスを拾おうするかは、本人の気分次第。確実に殺すことはできないじゃないか。」

神城「そう、これだけだったら確実に殺すことはできない。だから、犯人は釣り糸を使ったんだ。」

佐藤「釣り糸？」

目暮「確かに現場からは、釣り糸が見つかっているがそれだけじゃ....」

神城「これを見てくれ、これはさっき、横断歩道を見つけたネックレスだ。犯人はここに釣り糸を通して、少しづつ引っ張ったんだろう。その証拠にここにはっきりと痕が残っている。」

コナン「でもさー、それだと普通おかしくない？勝手にネックレスが動いてるんだもん！」

安室「確かにそうですね、これでは逆に被害者がネックレスを拾う確率が低くなる。」

神城「あ゛？お前ら知らねーのかよ。最近なここは隙間風が吹いてるからな、ものが動いていても可笑しくないんだよ。実際、ニュースとかでも荷物が飛ばされないようにって言ってるしな...」

目暮「確かに！それなら、被害者を殺人できるが、一体誰が...」

神城「俺も、犯人までは知らねーけど今日発売されたネックレスを手に入れたんだから、その店の店員何じゃねーの？」

目暮「佐藤くん！至急調べるんだ！」

佐藤「はい‼」

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