天才すぎる警察学校組の同期【名探偵コナン】〜紺青の拳編〜 (ページ17)

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16.神城は調べなきゃいけない... ページ17

神城side

園子「さぁ、マーライオンも見たし、そろそろホテル行きましょ」

京極「あ......それが......」

園子「大会に出場できなくなったー！？」

京極さんから、訳を聞いた園子さんは声を上げた。
まあ、当たり前か...京極さんの試合を見にシンガポールまで来たのにその本人が大会出られないなんてな...

園子「私達、真さんの試合を見に来たのに！？」

京極「すみません。今回のトーナメント、自分はある方の招待を受けてエントリーしていたのですが......」

新一「つまり、スポンサー？」

京極「はい。弁護士をされているシェリリン・タンという方が、旅費や滞在費すべて払うから出てみないかと。ただ、その方が突然亡くなられてしまって......」

大会開催中の旅費、滞在費を払うとなれば当然莫大な金がかかるはずだ。そんなことまでして、何故京極さんをこの大会に出させなきゃいけないんだ...？
しかも、そのシェリリリン・タンさんは亡くなっている...もし、旅費に滞在費を払えなくなったとしても断ればいい話だ。わざわざ、死ぬ必要なんてない。
....これは他殺か？もし、そうだとすれば犯人は、京極さんに大会に出てもらっては困る人物だろうな...これは、調べる価値はありそうだな....って、俺はキッド確保のためにここに来たのに何でそんなことまで調べなきゃいけないんだよ！！

松田「？」

京極「今日、その方の関係者から話は全てなかったことにしてくれと言われました」

ということは、犯人は京極さんにそう言った人物、またはそいつの仲間の可能性があるな...
ま、前者の確率はゼロに等しいが...

園子「そんなぁ...」

京極「この大会には、シンガポール最強といわれる選手も出場されるだとか。一度、戦ってみたい相手だったのですが...」

シンガポール最強か...ん？待てよ。京極さんに大会に出ていなければ、そいつが宝石を手に入れられる確率は高かったはずだ...だが、京極さんが大会に出た場合その確率はグンと下がる。もしかして、犯人がシェリリン・タンさんを殺した理由って京極さんを出場させて宝石を獲られないようにするためか？その場合、そのシンガポール最強の選手か、そいつを雇ってるやつがいればそいつが怪しいな...

園子「よっしゃあ！」

神城「あ゛？」

蘭「そ、園子？」

園子「そのスポンサー、私がなる！」」

神城「はあ⁉」