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J
最近、紫耀は毎日長袖を着てる
もちろん、下も長ズボン
常にビクビクしてて、俺らが話しかけただけで異常に反応する
もう、今日で10日目
こんだけ続くのは絶対おかしい
しかも、体調がどうのじゃなくて
何かされてるとかじゃないかって皆は言ってる
確かに
撮影終わりに顔を強ばらしながら必ずどこかにいくのは
体調がって事ではなさそう
とにかく、早く本当の事を知りたい
岸｢…あ、いなくなった。｣
また今日もだ
ちょっと前までは何かしら言って抜けてたのに
ここ最近は無言で抜けていっちゃう
永｢よし、追うで。絶対バレんようにな！｣
はっ！？
追うの！？
もし気づいちゃったらどうすんだよ…
岩｢でも…もし｣
永｢ええから！ほら、行くで！｣
そこまで言うなら、やってみるか…
高｢紫耀は……あ、いた！｣ｺｿ
紫耀は俺らからしたら30ｍくらい離れた所を歩いていて
めっちゃキョロキョロしてる
あ、部屋に入った
永｢一番奥の部屋や。いくで！｣
えぇ…そっちの方まで行っちゃって大丈夫？
岩｢…ここ、ただの空き部屋じゃない？｣
神｢だな。｣
永｢せやけど、電気ついとるし…｣
皆で耳を澄ました
すると、中年？くらいの男の怒鳴り声が聞こえた
その声を境に、澄まさなくても声は聞こえるし
物がぶつかったり、何か痛々しい…
殴ってるような、音が聞こえる
高｢え…紫耀、本当にここにいるの！？｣
岸｢入っていったのハッキリみたし……だとしても、やばいって！｣
神｢暴行…されてる？｣
岩｢警察…警察に通報しておく！｣
永｢くっそ…！なんで開かんへんの！？｣
まだ誰かは分かんないけど…
犯人、しっかり鍵閉めやがったんだ…
どうすれば…
神｢……合鍵。そうだ！スタッフさんに聞けば合鍵持ってるかもしんない！｣
高｢…確かに！ドア壊すわけにもいかない…もうそれしかないって！｣
永｢分かった！俺が持ってくるから皆はここで待っとって！｣
これ思いつかなかったら、弁償覚悟でドアぶち破るしかなかったからな…
紫耀…
もう少しだからな…！
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作者名：しぃ
| 作成日時：2018年8月27日 23時
