頑張りすぎな紫耀くん (ページ34)

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N

4人が焼き肉に行ってから、俺達は部屋に戻った

なんで残ったか

それは、紫耀の事が心配やから

紫耀は眠いとか言ってるけど、絶対それだけやない

体調がおかしいんやろ？

平｢廉？…コンビニ、行かないの？｣

永｢なぁ紫耀。｣

平｢え？｣

永｢眠いだけやないやろ。何か隠してへん？｣

平｢へっ…え、｣

我慢できんくて、唐突に聞いてもうたから

紫耀も戸惑ってしまった

もうええ、ここはハッキリ聞いたる

永｢…朝も言ったけど、隈すごいし顔も青白い。ライブの時も、いつもより動きをセーブしてる気がした。…体調、悪いんやろ？｣

紫耀は俯いた

もう、確定やな…

永｢怒らへんし、迷惑も掛からん。本当の事、教えてくれへん？｣

平｢……最近、何かずっと身体がだるくて重い。…目の前歪んだりもして…ライブの時も、動くのがだるくて、ちゃんとできなかった…｣

か細い声で教えてくれた、体調の事

やっぱり、隠してたんやな

永｢…言ってくれてありがとな。、、熱はないんやな？｣

平｢うん…｣

おでこに手当てたけど、別に特別熱いわけではない

永｢んじゃあ、疲れやない？紫耀、最近めっちゃ忙しいし。｣

平｢…多分。｣

永｢それやったらしっかり飯食わんと！俺、おにぎりあるから一緒に食わん？ツナマヨ笑｣

平｢ねむい…｣

そんなに眠いん？

でもなんも食わんのは危ないかんな…

永｢じゃあ食べたらいっぱい寝てええから！まず食べよう？な？｣

おにぎりを半分に割って渡すと、渋々受け取ってぱくりと食べてくれた

永｢上手いやろ？｣

平｢……おいし。｣

食べ終わって小さくごちそうさまって言って

すぐに横になった

永｢…じゃあ、2部公演になったら起こすから。おやすみ。｣

平｢……ん、｣

紫耀は一瞬で眠りについた

2部公演、無事に終わるとええんやけど…