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K
ガチャ｢紫耀？開けるよ？……紫耀ｯ！！｣
扉を開けた向こうには
床に戻してしまってる紫耀がいた
ズボン履いたりするの頑張ったから、もたなかったのかな…
岸｢ごめんな、ちゃんと見ててやれば良かったな…気にしないで、全部出し切っちゃえ。｣
背中、めっちゃあっつ…
熱も上がっちゃったか…
平｢げほっげほっ…うぇ…ｸﾞｽ…ごほっ、けほっ｣
岸｢上手くできてるよ、頑張れ頑張れ…｣
余程気持ち悪かったのか
それから10分近く吐き続けた
平｢ﾊｧ、ﾊｧ…ｯ｣ふらっ
岸｢よく頑張ったね。ちょっと口元拭くな……よしっ、あと飲み物飲める？｣
意識が少しぼんやりしてるけど
口の近くまでコップを近づけたら飲んでくれた
半分くらいこぼれちゃったけどね笑
岸｢少し飲めたね。…身体震えてるな…寒い？大丈夫？｣
平｢ｺｸ…ｯ…｣ギュッ
頷いたと同時に俺に抱き着いてきた
こんな身体あっついのに、寒いって事はまだ熱上がるんだよね…
今から布団に寝かせるのもそうだけど、その前に何か上着とか着せてやりたいな…
そうだ！ヘルプ呼ぼう
岸｢ごめん、ちょい大声出すね。…おーーい！だーれーかー！来てーーっ！！｣
バタバタバタっ
めっちゃ速くね？
永、神｢｢どうした！？｣｣
岸｢何があったか見た通りだけど…紫耀、めっちゃ寒がっててさ。だから、布団寝かす前に上着着せてあげようと思って。｣
永｢じゃあ棚から厚めの上着持ってくるわ！｣
神｢俺、ここ片すのに色々持ってくるね！岸くんは紫耀とここにいて！｣
岸｢おーけー！…紫耀、もうちょっとだけ寒いの我慢しよーな。｣
特に何も反応しないけど
今の紫耀からしたらこうやってもたれ掛かってるだけで精一杯だよね
永｢一番暖かそうな上着持ってきたで！｣
岸｢おぉ、さんきゅ！紫耀、上着着せるね？｣
上着を着せ終わって
神宮寺が来たところで寝室に戻った
高｢紫耀、大丈夫…？｣
岩｢結構大変そうだったけど…｣
岸｢まぁな…でも、紫耀も頑張ってくれたからもう大丈夫！波も消えたみたいだし、今のうちに寝かせてあげよう。｣
紫耀を布団に寝かせてあげて
ふすまから出した毛布をしっかり掛けてあげた
岩｢熱は……38.5℃。高いね…｣
玄樹がよしよしって撫でたら
少しだけ微笑んで眠りについた
あれから吐いたり下したり…
大変だったけど、3日後には元気になった紫耀でした。
end
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作者名：しぃ
| 作成日時：2018年8月27日 23時
