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K
3人で全ての階のトイレを回ることにして
今いる3階、4階と見たけどその2つの階にはいなかった
次は1階
何か、1階に絶対いそうだな…
神｢トイレ……あ、あったよ！｣
永｢よし、行こか。｣
トイレに近づいていくと、誰かの咳みたいのが聞こえてきた
それを聞いた瞬間、皆で走ってトイレに入った
｢げほげほっ…ｸﾞｽ｣
岸｢紫耀ー！いるのー？｣
咳き込んでいるのと泣いている声は聞こえる
返事はないけど、声的に多分紫耀だと思う
永｢紫耀！ここにおるんやろ！？｣
神｢ドア開けられるー？｣
すると
ガチャ
ふらっ
岸｢危なっ！…紫耀っ？大丈夫！？｣
ドアが開いたと同時に倒れ込んできた紫耀を
慌てて抱きとめた
平｢ﾊｧ…お…な、か……いた、ｯ…｣
神｢トイレしよっか？｣
平｢ﾊｧ…い…い…ﾊｧ、｣
お腹も相当痛いみたいだし、今までずっと戻してた感じか…
おまけに、身体が普段よりも熱をもってる気がする
岸｢ちょっとおでこ触るな？｣
前髪を掻き分けて額に手を当てると
じわっと熱さが伝わってきた
岸｢紫耀、熱も出ちゃってる…｣
永｢マジか…辛すぎだろ…｣
永｢紫耀？もう気持ち悪くない？｣
平｢…ﾌﾙﾌﾙ｣
まだ気持ち悪いんだ…
朝からだから、結構な時間経ってるよね？
平｢で、も…ﾊｧ…で、ない…｣
そっか…
気持ち悪さはあっても出すものがないのか…
神｢じゃあ今のうちに移動しちゃう？｣
岸｢だな。紫耀、立てる？｣
平｢……ｺｸ｣
岸｢そしたら、いちにのさんで立つよ？いち、にの、さん！｣
俺と神宮寺で両脇に手を入れて立ち上がらせた
すると、ゆっくりだけど少しずつ歩き始めた
何とか、楽屋につけばいいけどな…
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作者名：しぃ
| 作成日時：2018年8月27日 23時
