頑張りすぎな紫耀くん (ページ5)

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K

ス｢それでは撮影始めまーす。宜しくお願いします！｣

｢｢｢お願いしまーす!!｣｣

カ｢それでは一人づつ撮っていきまーす。まず岸くん！｣

岸｢はーい！｣

なるべく早めに終わらせてあげたい

平｢、がんば。｣

岸｢おう！頑張るぞー！｣

紫耀はきっと、今は相当しんどいはず

寝てる時に首筋触ったら結構熱かったもん

それなのに笑顔で声を掛けてくれるなんて、ほんっと良いやつ！

カ｢？岸くーん。｣

岸｢あっ、さーせん！｣

さっ、頑張るぞ～…

多分、過去一の早さで終わらせて、次のいわげんも神の早さで終わった

ついに、次は紫耀の番

って言っても、今まさに撮影中

カシャカシャ

もとからフラッシュが苦手な紫耀

頭痛がするんだから、今は結構やばいはず

時々、眉間に皺を寄せたりすることが多々ある

カ｢ちょっと表情固いなぁ～、もー少し笑える？｣

平｢ｯ…はい……すみませんっ、｣

できるなら今すぐ代わってやりたい

でも、こうして応援するしかないんだ…

紫耀のソロも終わり、それからスピーディに他の3人も終わった

待っている間、紫耀は椅子に座って机にずっと伏せていた

最後の全員の撮影をするみたいだけど、本当に大丈夫…？

岸｢紫耀、しょお～…て、あっつ…｣

起こす為体に触れたら、めっっちゃ熱かった

これ、絶対38度超えてるって…

平｢……あっ、、ごめ、｣

本当は、いける？って聞こうとした

でも、それよりも

岸｢…最後の撮影、皆で頑張ろう。｣

こっちの方が、良いかもな

平｢っ、うん。｣

皆と再び顔を合わせて、頷いた

平｢ぅ…ｯ、｣

ほとんどは、ぎゅっと集まって撮るもの

その最中、こめかみを抑えて体がふらついた

咄嗟に腕を伸ばしてその体を支え、不自然にならないようにぎゅっと後ろから抱きついた

そして他の皆も次々と抱きついた

はっとした顔をして、ごめんと言ったけど

岸｢あと少しで終わるよ。頑張れ！｣ｺｿ

メンバーが助け合わなきゃ、グループなんて成り立たないからな！

誰かの辛い事は、皆で背負わなくちゃ！

カ｢撮影終わりでーす。お疲れ様でした！｣

｢｢ありがとうございました！｣｣

終わった瞬間、崩れ落ちた紫耀

そんな紫耀を、皆で腕を伸ばして支えてね笑

岸｢よく頑張ったな。｣

その日、皆で紫耀の事を看病して次の日には無事に元気になった

プチ説教したのは、言うまでもないかな笑

end