ギャップ ページ4
さて、どうしようか
この家に居て貰うことにはなったが全てを1から説明する羽目になるとは
電気の使い方、お風呂の使い方。
似たようなものではあるらしいが、全く知らない物を説明するのは難しい。この人は本当にどんな所から来たのか興味が湧いた
「海賊だ…って言ってましたけど、本当なんですか？」
「あ？あァ。麦わら海賊団っつうんだ。ルフィって奴が船長でな」
「ルフィ…さん」
「本当バカで手がやけるんだが…あいつこそ海賊王に相応しい男だ」
「へぇ…」
ドクドクドク
なんだか胸がざわつく
すごく優しいような、信頼しているようなそんな顔で話すゾロさんの瞳は熱く燃えているように見えた
「ゾロさんは…剣士？」
「そうだ。俺ァ、世界一の大剣豪になる。ルフィが海賊王になるなら右腕の俺がそれぐれェならなねェとだろ？」
純粋に凄いと思った
船長さんの事を全力で信頼して、それに相応しくあろうとするその姿と、自分の夢をちゃんと口に出せる事が
私は…今の仕事は好きだ
だけどここまで胸を張れるかと言われれば…
「…ィ。おィ、A」
「っ！？」
「何ボケてんだ。案内は終わりか？」
気付いたらゾロさんの顔が目の前にあって、そして初めて呼ばれた名前にまた心臓がドキッとなった
「ご、ごめんなさい。一応終わりです！また分からないことあったら聞いてください」
「あァ、ありがとな。しかしでけェなこの家。1人で住んでんだろ？」
「はい…仕事関係で1番いい場所だったのでここに」
「何やってんだ？家でも出来るっつってたよな」
「えっと、私は…」
一応デザイナーの仕事をしてると簡単にだが説明した
あまり興味ないだろうなと思ったけど、割と真剣に話を聞いてくれるゾロさん
「へェ、じゃあ自分が思い描いたもんを形にできるのか。スゲェじゃねェか」
「え…」
なんだかゾロさんにすごいと言われるのは凄く心地がよくて
彼からすればちっぽけな事なのに、純粋に表現してくれる事がとても嬉しかった
「これからも…頑張ります」
「？…ハハッ、おゥ」
それからは、空き部屋をゾロに引き渡すため軽く掃除した
出しっぱなしにしていた物を私の部屋に移しているとゾロさんに止められた
「それ胴着か？それと竹刀」
「あ、はい。たまーにですけど、剣道を」
「なっ、ほんとか！？なんだよ、早く言えよ！おめェ華奢だしドンくさそうだと思ってたのによ」
「そんな風に見られてたんですか私…」
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Ancop(プロフ) - ヤクルト1000さん» そう言って頂けて嬉しいに尽きます😭💞亀すぎて申し訳ないですが気長に待って頂ければ幸いです🫣 (8月14日 1時) (
レス) id: 03fb232a79 (このIDを非表示/違反報告)
ヤクルト1000(プロフ) - 更新嬉しいです! (8月11日 4時) (レス) @page20 id: 612e46329a (このIDを非表示/違反報告)
Ancop(プロフ) - 翠さん» ひえ🥲もったいな過ぎるお言葉ありがとうございます😭💞楽しんで頂けるよう頑張りますのでお待たせしてしまうと思いますがこれからもよろしくお願いします！！ (5月21日 19時) (レス) id: 03fb232a79 (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - 細かな所まで丁寧に伏線を張られていてとても素晴らしい作品ですね!本当に尊敬します。タイトルやボケのセンスも抜群なんて…！しかもゾロの夢小説！大好きです。作者様のペースで構いませんし、作者様の体調が1番ですが、更新をおまちしております。応援しています！ (5月21日 3時) (レス) @page17 id: 1296bbd245 (このIDを非表示/違反報告)
Ancop(プロフ) - Aoiさん» コメントありがとうございます😆出来るだけ早く更新出来るよう頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！ (2023年5月8日 22時) (レス) id: 03fb232a79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ancop | 作成日時：2023年4月20日 10時
