宴とプール ページ30
ガレーラ本社裏 社員プールでは麦わらの一味の大宴会が行われていた
BBQのメインはW7名物、水水肉串
みずみずしく柔らかい食感が癖になる
ルフィ達はお肉に夢中だ
「「んめへへへへーーい！」」
「どんどん食え！」
「んーっ！サンジの作る料理ってほんとおいしいっ！また食べれると思わなかったよ」
「ッハゥアァ！！っAちゃんにそんな事言って貰えるなんて！あァ〜幸せだァ♡♡水着姿も最高だァ♡」
「おィエロコック！こっちの肉無くなんぞ！あと酒もねェ」
「てめェで取りに行けクソまりもヘッド！！」
「誰がまりもだ！やんのかゴルァ！」
「上等だゴルァ！！」
また目の前で始まった喧嘩をスルーしてAはプールの方へ向かった
「ふぅー。たくさん食べたな。ちょっと休憩。あ、チョッパーも入る？」
「オっ？！俺は泳げねェヨ！」
「あ、そっか。じゃおいで！」
チョッパーを抱きかかえ浮き輪に乗るとプールに流れていった
ぐるっと回っていくと市長や職長たちが集まるとこを通って行った
「うぉっ！？誰だこんな美人、一味に居たか！？」
「バッ！ハレンチ娘がァ！！」
「ンマー、見た事のある顔だが…」
「あ、どうも。海軍中将のAですー」
「海軍？！」
そりゃびっくりするだろうとおもいながらチョッパーと手を振り流れて行った
面白かったーと元の場所に戻り、またお肉を頂いた
周りを見渡せば、皆本当に楽しそうにしている
つい先日、あんな大事件があったのに
ルフィの周りには自然とたくさんの人が集まるんだな、と眺めていた
ふと離れたとこにいるロビンに視線をやると、何か違和感を感じた
そして感じたその冷えた空気に心当たりを覚えAはその場を抜け出した
「何話してたの？」
「あらら。ちゃっかり水着まで着ちゃって、楽しんでるねェ」
「それはどうも言い訳はできないけど。でも一時休戦なんでしょ？」
「ガープさんがあれじゃァどうもできないのよ」
「…あんた大将だけどね」
ロビンとクザンの事は、少しだけ聞いたことがある。サウロの事も
権力を振りかざせばどうとでもできてしまうのに、それをしない。本当によく分からない男だなとAはクザンを見つめた
「ま、ほどほどにしときなさいよ？スモーカーが黙っちゃァいないだろうに」
「っちょ、何言って！」
クザンはチリンチリンとベルを鳴らして去っていった
確かにスモーカーさんには怒られるしそろそろ帰ろうかなと着替えに戻った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 68人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Ancop | 作成日時：2023年3月16日 15時
