潜入捜査-スモーカー- ページ10
「え?私がですか?!」
「あァ。1番体型が近いのがお前だからな」
昨日、ある王国のライカ王女に脅迫状が届いた。
内容は、3日後に行われる王女の戴冠式を辞めろというもの。辞めなければ国ごと王女も抹殺するといった内容で、助けてくれと国王から海軍に要請がかかった
「戴冠式、辞めることは…?」
「辞めれんそうだ」
「ですよね…」
そうなれば王女が式典に出るのは危険だからということで
潜入捜査で犯人を捕まえる作戦にでた
「Aは王女、スモーカー中将は側近のボディガード、たしぎ大佐は侍女だ。後数名は、使用人と客に紛れろ。以上。」
「「「はっ!!」」」
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「うっ…ドレス苦しい…」
「うふふっ。そうでしょ?ずっと着てるのも大変なのよ…」
「そうですね…」
作戦会議の後、王国のある島に客船で向かい城内で準備を進める
Aはどう動けるか試す為に一度王女のドレスに着替えていた
「わぁ!似合いますね、A!うっとりしちゃいます!」
「たしぎさん…喜んでる場合じゃないですよっ…と」
「あっ、そ、そうですね。ごめんなさい」
「2人は仲がいいのね?」
「はい!G-5支部には私たち2人しか女が居ないので余計に」
「本当に、Aが来てくれて私は嬉しかったんですよっ」
「うふふ。楽しそうね。…うらやましいな」
ボソッと零すライカに、2人は顔を見合せた
着替えが終わり、たしぎは現場の確認に行くと離れ、ライカとAも別れ、作戦本部のある部屋へ向かった
「(これはさすがに戦いにくいな…ヒールなんていつぶり…)あ、スモーカーさん!準備出来ました」
「あァ。どうだ、動けそうか…っ。」
「ちょっと厳しいかもです…武器を忍ばす場所が…って、スモーカーさん?」
「…っ。」
スモーカーはAの姿を見るなり、口に手を当てそっぽ向いた
「えぇ?スモーカーさん?あの…」
「ゴホンッ…あァ、なんだって?」
「えっと、動きにくいのでやはり戦闘は無理かと…」
「そうか、分かった。なら陣形を組み直す」
そっぽ向いたまま、こちらに顔を向けなくなったスモーカーにAは、?を浮かべながら、作戦内容を頭に入れていった
「それじゃぁ、着替えてきますね」
「おゥ。…あのよォ…
「うぉー!Aちゃん、似合ってんじゃねェかァ!」
なにか言おうとしたスモーカーに被り、他の海兵たちが戻ってきた
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Ancop(プロフ) - 柊*さん» 柊*さんありがとうございます!!すっごい嬉しいです🥲文章力とか無くほんと駄作ですが頑張りますー! (2023年3月2日 0時) (レス) id: 03fb232a79 (このIDを非表示/違反報告)
柊*(プロフ) - コメント失礼します。物凄く好きです...っ。更新楽しみにしてます...っ🙏 (2023年3月1日 7時) (レス) @page6 id: 81a3b167e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ancop | 作成日時:2023年2月26日 23時