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「お前は鷹の目の弟子なのか？」
「弟子ではないよ。たまたまたどり着いた島に居たのがミホークでそのまま居座っちゃっただけ。部屋なんて有り余ってるしね！そういうゾロくんはミホークに弟子入りでもしたの？」
「あぁ。そんなとこだ。俺は強くならなきゃいけねェ」
2年後一味が揃う時まで力を手に入れなければいけないと強く拳を握りしめるゾロに、Aは少し羨ましそうに目を細めた
「そっか…。それで、その師匠はどこに？」
「昨日出ていった」
「え？あーいつもの暇つぶし、ね。」
「A、手合わせに付き合ってくれねェか？ヒヒもいいが、お前と闘ってみてェ」
ゾロはニヤっと笑って準備体操を初めながら外に歩いていった
その後をAも着いていく
ゾロがいつも鍛錬している場所に着くとお互い刀をかまえた
「いくぞ！！」
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「はぁっ…はぁ、ふぅー。くそっ、つえェなA」
「ゾロくんも、いい腕だね。久しぶりに興奮したよ」
息を切らすゾロと涼しい顔をしているA
やはりあれだけ名が通っているだけある
思った以上に腕がたつらしくこれはかなりの鍛錬相手になるなとゾロは汗をぬぐいながら思っていた
それから数日が経ち、毎日Aはゾロの鍛錬に付き合い、どんどんゾロは力をつけていった
ある夜、とても月が大きく綺麗に見えるといって、城にある空中庭園へ酒を持ち寄り月見酒を2人で交わした
「やっぱり、つえェな、A。」
「そうかな。ありがとう」
「お前は何のために刀を振るう？」
「……なんだろうね、死なないため？ずっと1人だったから、生きていくためには強くならないとって。」
Aは酒をひとくち飲んで月を眺める
月明かりに照らされるその横顔をゾロは見つめていた
「ゾロくんは、仲間のため？」
「あぁ…仲間のため、夢のためだ。俺は鷹の目を超えて世界一の大剣豪になる」
「すごいね。羨ましいな、そんな夢を持ってるなんて」
「Aだって超えてやる」
月からゾロを見やると目線が混じりあった
そっと、ゾロはAの髪に指を通して真剣な眼差しを向けた
「お前を超えて、手に入れてやるさ」
「っ…。簡単にはいかないよ？」
「上等だ。」
ゾロは余裕の笑みを浮かべて一気に酒をあおいだ
数日経ってミホークも戻り本格的に修行をしていき月日が経った頃、Aはまた海に出た
「じゃあ、またいつか」
「おう。待ってろ」
次会う日まで
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Ancop(プロフ) - 柊*さん» 柊*さんありがとうございます!!すっごい嬉しいです🥲文章力とか無くほんと駄作ですが頑張りますー！ (2023年3月2日 0時) (
レス) id: 03fb232a79 (このIDを非表示/違反報告)
柊*(プロフ) - コメント失礼します。物凄く好きです...っ。更新楽しみにしてます...っ🙏 (2023年3月1日 7時) (レス) @page6 id: 81a3b167e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ancop | 作成日時：2023年2月26日 23時
