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「ゆる…「許しませんよ、俺ァ。大事な部下を失うとこだったんですからねェ」
「スモーカーさん…」
「だから、いつか王女直々に来てくださいよ。そんでまた、良い報告コイツにしてやってくれと伝えといてください」
「！！…分かったよ。ありがとう、本当に…」
「お前ェら、撤退だ！！」
「「オォーゥ！！」」
スモーカー率いるG-5の海兵たちは城を後にした
「はぁーっ。なんかすごい3日間だったな…大丈夫、かな」
帰りの船はG-5基地から軍艦がお迎えに来たので、それに乗り帰路をたどっていた
すっかり夜になり、先程シャワーから上がったAは誰もいない甲板に出て海を眺めていた
「おィ、んな格好で出てたら湯冷めするぞ」
「わっ…」
急に飛んできた毛布が肩にかかると、かけてくれた張本人 にモクモクと煙が戻っていった
「ありがとうございます」
「王女の事か？」
「そうですね…でも国王様に任せるしかない、ですもんね」
「あァ。どちらに転ぶかは、お互い本気で話してからだろ」
「はいっ」
海風になびく髪とゆらゆら上がる葉巻の煙が混じり合う
本気で話してから、か。と、スモーカーはこぼし
Aに向きなおった
「どうしたんですか？」
「本気で話そうと思ってよ。あんときゃ、すまなかったな」
「あの時？」
「お前のドレス姿の時だ」
「…あぁ！あれなんで怒ってたんですか？！私のドレスが似合わなさ過ぎて怒ってるのかと…」
「はァ？ちげェ。…似合ってたんだよ、本当に。だから直視出来なくなっちまったんだ」
「っ？！？！」
「そしたらあのバカ共に褒められて照れてるお前を見て、俺もガキみてぇに嫉妬したんだ」
スモーカーのまさかの発言にAは口をパクパクさせて固まっていた
「だからとりあえず、言っときてェんだが…
ドレス姿本当に綺麗だったぜ、A」
「っあ、ありがとうございますっ」
暗闇でも分かるほどに真っ赤になったAに、追い打ちをかけるようにスモーカーは続けた
「お前がなんにでも頑張ってんのは知ってる。ドジなとこも含めて、そういうお前に俺は惹かれてる。
だから、この先もずっと俺に命預けてくんねェか？必ず守る。Aが、好きだ」
「っ…！！わたし、もっ、好きですっスモーカーさんが、好きっ…」
言い終わる前にスモーカーに抱き寄せられ、そして深く口付けを交わした
===fin.
0314
スモーカーさんHBD
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Ancop(プロフ) - 柊*さん» 柊*さんありがとうございます!!すっごい嬉しいです🥲文章力とか無くほんと駄作ですが頑張りますー！ (2023年3月2日 0時) (
レス) id: 03fb232a79 (このIDを非表示/違反報告)
柊*(プロフ) - コメント失礼します。物凄く好きです...っ。更新楽しみにしてます...っ🙏 (2023年3月1日 7時) (レス) @page6 id: 81a3b167e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ancop | 作成日時：2023年2月26日 23時
