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Aのドレス姿を見るなり、取り囲んで盛り上がる海兵達
「そ、そうですか？ありがとうございます」
少し照れくさそうに顔を赤らめドレスの端を掴むA
そんな横顔を見たスモーカーは大きく舌打ちをした
「？！」
「てめェら、さっさと来やがれ。作戦変更がある。しっかり頭に叩き込め！」
「「は、はいィ！！」」
何やら機嫌が悪いスモーカーに全員が口を閉じた
さっきまでの態度は怒ってたのか、とAは考えながら部屋から出た
「スモーカーさん…怒ってたのか。似合ってなさ過ぎて怒りが湧いてきたのかな…？！」
Aは慌てて着替えていると、たしぎが戻ってきた
「あら？もう着替えちゃうんですか？」
「たしぎさん！だってスモーカーさんが怒っちゃって…！」
「スモーカーさんが？」
さっきの出来事をたしぎに話すと、あらら…と頭を抱えた
「？」
「はぁ…私から言っておきます。だからAは気にしないで？」
「は、はい…？」
着替えを済まし、2人は作戦本部に戻った
それからは、会議や陣形などの確認をしその日を終え、
次の日は全ての前準備、リハーサルを済まして翌日の戴冠式に向けた
前夜
Aはこの2日間で仲良くなったライカと一緒にテラスで食後のティータイムをしていた
「ねぇ、Aは、好きな人いるの？」
「ブフッ…っぁ、ごめんなさい！」
「うふふっ。その反応は居るのね？」
「えっ！？いや、好きっていうか、その…」
「あの中将さん、でしょ？」
「へっ！？」
もうキャパオーバーのAは紅茶をごくごくと飲み干して顔を隠した
「…好きというか…憧れ、てます。あんなにも部下思いで芯が強くて、自分の正義をしっかり持ってる 。そこにすごく惹かれます…着いていきたいって、思います。ひよっこの私でも、ちゃんと面倒みてくれるんですよ？見た目は怖いですけど、すごい優しいんです…」
スモーカーを語るAは、完全に恋する乙女のそれで。
想い人を思い浮かべてるのが丸わかりだった
「…ぁ、すいません！語っちゃって…」
「いいのよ。…私にも、好きな人がいるの。でも彼は市民、私は王族。結ばれようがないのよ…。だから貴方の恋、ちょっぴり羨ましいけど、応援してるわ」
ライカの表情はカップで見えないが、諦めが声色に出ていてるのをAは感じ取っていた
そして戴冠式当日
ガチガチに緊張したAが皆の前に現れた
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Ancop(プロフ) - 柊*さん» 柊*さんありがとうございます!!すっごい嬉しいです🥲文章力とか無くほんと駄作ですが頑張りますー！ (2023年3月2日 0時) (
レス) id: 03fb232a79 (このIDを非表示/違反報告)
柊*(プロフ) - コメント失礼します。物凄く好きです...っ。更新楽しみにしてます...っ🙏 (2023年3月1日 7時) (レス) @page6 id: 81a3b167e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ancop | 作成日時：2023年2月26日 23時
