先輩が7人 ページ15
美術室の窓。
そこは私の特等席だ。
サッカー部の練習しているコートを一望できる。
その中でキラキラ、一段と輝いて見える先輩。
表情一つ一つが鮮明に見える。
それが私に向けてしていない事ぐらい知っているけれど、いちいち釘漬けになっている。
you「綺麗だなぁ…」
zm「星名さ〜ん、今日もショッピくん眺めてはるんですかぁ〜?部活に集中してくださいよぉ〜」
you「ゾム先輩もですよ。内周走ってるんだったら早く走ってきて下さい。」
美術室のドアにもたれかかって私と話しているゾム先輩。
バスケ部と言うだけあって、身長はデカい。
イーゼルに筆を置く。
描き途中の絵を放置して私はゾム先輩と話し始めた。
zm「今日はなんの絵描いてはるん?」
you「とりあえず水彩画とだけ伝えておきます。」
zm「え〜なんでそんなはぐらかすん?教えてくれたってええやん‼」
you「私にとって不都合だからですよ。」
言えない。
言ったら絶対に茶化される。
だって＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
zm「あれっ?これ、ショッピ君とちゃう?」
you「ゔぁぁぁぁぁぁ⁈なんで見てるんですか‼やめてください‼」
そうだ。
私はいつもこの場所に来てはショッピ先輩の絵を書いているのだ。
zm「も〜そうなら言えばええのに。お〜い‼ショッピく〜ん‼暦が話あるんやって‼」
えっ。
you 「はぁっ⁉そんな事言って無いですよ‼ちょっと‼ゾム先輩押さないで下さい‼｣
“ええやん。こんくらいやればショッピ君ときめくで‼”小声でそう言われて、なんか話すことになった。
you「あっ…えっと…」
黙ってしまった。
言いたいことはちゃんとあるのに、言葉が喉に張り付いて出てこない。
一生分の勇気を振り絞る。
you「せっ、先輩‼その…がっ、頑張って下さい…」
zm「それやと聞き取れへんで‼」
you 「恥ずかしいんですよ‼そこ、理解して下さい‼
あぁ、恥ずかしい。
ニヤニヤ笑ってるゾム先輩を睨んだ。
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花ノ宮 雪(プロフ) - 白猫SHiRoNEkOさん» 白猫SHiRoNEkOさん、ありがとうございます！いっぱいお話しましょうね！ (2019年6月1日 20時) (
レス) id: 2fee41bed9 (このIDを非表示/違反報告)
白猫SHiRoNEkO - フォロー失礼します！ (2019年6月1日 13時) (レス) id: 02b81b04f6 (このIDを非表示/違反報告)
花ノ宮 雪(プロフ) - さとりちゃんさん» さとりちゃんさん、ありがとうございます！！辛いですか！それは何よりです！（？）もっともっと、可愛さに悶えていただけるように頑張ります！これからも、よろしくお願いします！ (2019年4月30日 7時) (レス) id: 2fee41bed9 (このIDを非表示/違反報告)
さとりちゃん - 初コメント失礼するっすこの作品ショッピくん推しにはつらいっすよぉ(好きすぎて)更新頑張れっす (2019年4月30日 0時) (レス) id: 92b07cafca (このIDを非表示/違反報告)
花ノ宮 雪(プロフ) - 黒猫さんさん» 黒猫さんさん（？）ありがとうございます！こんな小説でも、推しになったと言って頂けて幸いです！これからも、よろしくお願いします！ (2019年4月25日 22時) (レス) id: 2fee41bed9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花ノ宮 雪 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年11月16日 23時
