後輩が6人 ページ12
you「先輩、また菓子パンですか?」
星名が呆れ気味に、口を開いた。
いつも手作りであろう彼女の整った弁当と、俺の大量の菓子パンとじゃ、隣に並べた時の差が一目瞭然だ。
syp「俺んち弁当は自分で作るって言う決まりあんの。」
俺の親は働きずめなのだ。
父は大企業の取締役で、母はバリバリのキャリアウーマンだ。
朝は二人とも余裕がない為、俺の弁当は常に菓子パンになる。
you「じゃあなんで自分で作んないんですか…」
ムスッとした顔で俺を見つめる星名。
あぁ、可愛い。
syp「面倒臭いから。それに、朝練あるし。」
コネシマさんに誘われて中学から入ったサッカー部。
最初は生ぬるかったけど、高校となれば話は別で、朝練もあれば放課後の部活は8時近くにも及ぶ。
今は大会も無いから早く帰れるけど、大会が近くなれば星名とも一緒に帰れなくなるのか…。
それはそれでヤダなぁ…。
you「そんなに面倒なら、他の誰かに頼んだらどうですか?」
syp「じゃあ、お前作って。」
“えっ…”と声を漏らした。
そんなショック?
でも今の言い方からしたら、『こんなに近くに居るのに、どうして頼ってくれないんですか‼』みたいなムーブとちゃうん?
you「まぁ、別にいいですけど…。」
syp「サンキュ。そんじゃ明日からよろっぷ。」
you「なんですかそれ…」
syp「ええやん別。あっ、後、俺卵焼きしょっぱいの好きやから。じゃ。」
“なんですかそれ〜‼”と遠くで罵声を浴びせられる。
そういや、次の授業体育やったわ。
誰に体育着借りようか、なんて呑気なことを思いながら走った
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花ノ宮 雪(プロフ) - 白猫SHiRoNEkOさん» 白猫SHiRoNEkOさん、ありがとうございます！いっぱいお話しましょうね！ (2019年6月1日 20時) (
レス) id: 2fee41bed9 (このIDを非表示/違反報告)
白猫SHiRoNEkO - フォロー失礼します！ (2019年6月1日 13時) (レス) id: 02b81b04f6 (このIDを非表示/違反報告)
花ノ宮 雪(プロフ) - さとりちゃんさん» さとりちゃんさん、ありがとうございます！！辛いですか！それは何よりです！（？）もっともっと、可愛さに悶えていただけるように頑張ります！これからも、よろしくお願いします！ (2019年4月30日 7時) (レス) id: 2fee41bed9 (このIDを非表示/違反報告)
さとりちゃん - 初コメント失礼するっすこの作品ショッピくん推しにはつらいっすよぉ(好きすぎて)更新頑張れっす (2019年4月30日 0時) (レス) id: 92b07cafca (このIDを非表示/違反報告)
花ノ宮 雪(プロフ) - 黒猫さんさん» 黒猫さんさん（？）ありがとうございます！こんな小説でも、推しになったと言って頂けて幸いです！これからも、よろしくお願いします！ (2019年4月25日 22時) (レス) id: 2fee41bed9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花ノ宮 雪 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年11月16日 23時
