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0時過ぎ
友達とお別れして居酒屋からの帰り道。
最寄り駅から自宅までヒールを鳴らしながら歩く。
居酒屋での女の子たちの会話を聞いてから
なんだか少しすっきりした自分がいた。
わたしは宮近くんのことが好きだ。
アイドルとしても1人の男の人としても好きになってしまった。
これは誤魔化すことができない。
宮近くんは優しいから
今でもわたしと連絡をとってくれたり、
たまにどきっとするような言動をするから
勘違いしてしまいそうになっていたけど、
所詮、アイドルとファン
叶うはずのない恋のわけで。
早い段階で気付けてよかった。
踏み込む前で、何もなくてよかった。
アイドルとしての宮近海斗が大好きだから
これからもずっと見続けたいから
万が一にでもわたしという存在が足枷にならないように
バッグからスマホを取り出し"宮近くん"の文字を探す。
もう夜遅かったが無機質な呼び出し音が数コール鳴った後、もしもしという声が聞こえた。
『夜遅くにごめんね、話したいことがあるの――』
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しーちゃん(プロフ) - そうだったんですね!!更新大変だと思うのでまた読める日を待ってますね!! (2021年4月4日 17時) (レス) id: 0b9ecbc1e4 (このIDを非表示/違反報告)
るか(プロフ) - しーちゃんさん» 突然パスワードかけてしまって申し訳ないです( ; ; )しばらく更新できなさそうなので一時的にパスワードかけさせて頂いています;また更新できるようになりましたら公開させて頂きますのでその際にはまたお読み頂けると嬉しいです( ; ; )! (2021年4月4日 11時) (レス) id: 45ac7e36c2 (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん(プロフ) - こんにちは!!君と過ごす。をすごく好きで読んでいたんですが、パスワードになってしまって少し残念です…もしよければパスワード教えていただけないでしょうか?? (2021年4月3日 21時) (レス) id: 0b9ecbc1e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るか | 作成日時:2021年1月29日 21時