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「勿体ない!」とオンニは嘆いた

『あはは、別に寂しくないから平気なんだ〜』

作り笑いをして話を終わらせようとするけれどオンニは逆に話を加速させた

オッパはそれを止めようとさっきよりキツめにオンニの名前を呼ぶ

「ソア、もうその辺にしとけ」

けれどオンニは無視した

「そんなの嘘よ!
私の友達、紹介しようか…?」

「ソア!」

『大丈夫だよオンニ
私は一人が好きなの。誰かと一緒になんて生きれないからこのままでいいの』

そうオンニに微笑むとオンニは顔を歪めてお酒を口に含んだ

「嘘よ、そんなわかりやすい嘘なんでつくの…?」

困った…どうしたってこの人は私に恋人を作って欲しいみたいだ

ならば

『…私、ユナオンニがいればそれで良かった』

紛れもない真実を、伝える

二人ともピタリと動かなくなってしまった

けれど、こう言わないとこの話終わらせてくれないでしょ?

って言うことでこの話は終わりね

『でね、オンニ!
私今日から家政夫さん雇ったの』

「家政婦…?」

『そうなの!スンチョルオッパはさっき会ったもんね!』

「ああ、迎えに行ったら男がでてきたから部屋番号間違えたかと思ってビビったよ」

「男!?」

オンニが過剰に反応した

『うん
ユナオンニが連れてきてくれたの』

「ははぁ…手が早いわね…」

「それな…」

「って言うかその人どんな人なの?」

『えーっと…背が高くてモデルが来たのかと思ったっていうのが今のところの印象』

「なんだと…!?」

私がそう答えるとオンニは目を輝かせてその話題に飛びついた

「俺が見た感じでも好青年って感じで掃除も綺麗にしてたし」

「歳は!?」

『あー…ユナオンニと同い歳って言ってたはず』

「へぇ、因みに恋が芽生えそうな感じは…?」

「ソア…」

『無いかな
って言うかそーゆー感情持った時点でもうアウト。雇えないでしょ?』

そう言うとオンニもオッパもはぁ…とため息を着いた

どして?

「どうしてこの子はこんなにも冷徹なのかしら…」

「仕方ないよ…」

なんのことを言ってるのか分からないまま運ばれてきた水物を食べて私達はお店を後にし、私のお店に向かった

運転は皆お酒を飲んだので電話で代行を呼んで貰った

暫くするとお店に着き、まだまだ夜は長いなと思った

『ただいまです
スンチョルさん3人です』

入口近くに立っていた黒服のスングァンにそう伝えると私の耳元に顔を寄せてコソッと言った

「例の…あのお客さんが挨拶に来いって…」

…憂鬱だ

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nagi(プロフ) - いいいさん» コメントありがとうございます!頑張って完結させますので応援よろしくお願いします…!! (2021年3月19日 22時) (レス) id: 48a3cc141f (このIDを非表示/違反報告)
いいい - 完結してください! (2021年3月19日 17時) (レス) id: d305fb51e1 (このIDを非表示/違反報告)
nagi(プロフ) - ぽんさん» ご指摘ありがとうございます。外させて頂きました。 (2021年3月17日 1時) (レス) id: 48a3cc141f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nagi | 作成日時:2021年3月17日 0時

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