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「A！！！」
エースの声
ルフィの声
マルコの声
「私は、白ひげ海賊団の船員であり、エース、ルフィの姉！！そして！！」
キッと睨みつけて
やつに向かって言う
「ロジャーの実の娘です。」
ざわつく空間に
ゆっくり近づくサカヅキ
「なんじゃと」
「逃げろ！！！A！、！」
「姉ちゃん！！！」
「ルフィ！！エースと一緒ににげて！！」
カチャっと、この銃を
震える手で構える
「もういっぺん言ってみろ！！！」
「くそっ！！！」
エースが後ろから
殴りかかるも
さっきと同じように
炎が焼かれて飛ばされてしまった
運命が、変わった
そう確信した瞬間
周りをマグマで囲まれる
マルコが焦ったようにこっちに飛んできたが
時は既に遅し
ドーム状のマグマはすべてを遮る
「もういっぺん言ってみろ。」
「...私は、ロジャーの本当の娘です。本当の名前はゴール・D・アン。エースとは双子。色々あって年は少しずれたけど、紛れもなく私たちは姉弟」
「...」
ゆっくり拳が握られた
「...小娘が。骨もろとも無くしてくれる」
「.....オヤジさんを馬鹿にしたことは、許しませんから」
泣きの1発
ドンッと
きくはずのない
銃を発砲する
そして、目を閉じた
もう終わりなんだと
涙を流しながら
「...マルコさん.....」
次の瞬間
マグマのドームが破裂する
開かれた視界の前には
エース、ルフィ、マルコ
「「「絶対、死なせない！！！」」」
「ダメ！！！！」
振り返った瞬間だった
ドンッ。
迷いもなく振り落とされた拳
「！？」
ネックレスが中を舞う
「あまっちょろい。女だからといって手を抜くと思ったか」
「かハッ...」
その場の音は消えた。
みんなが
それを見ている
ロジャーの娘だと言った彼女は
サカヅキによって
腹に大穴を開けられている
「ぁ.....」
「Aっ...」
「Aがやられた！！！」
「A！！！」
「嘘だろ！？」
「...」
倒れ込んだ彼女を支えるのは
ルフィ。
「逃げてって、言ったじゃない」
「ね、ねぇちゃん」
もう目は見えていないし
きっと声も聞こえない。
「ルフィ。会えてよかった」
「おい、しっかりしろよ！！ねぇちゃん！！」
「...大丈夫。大丈夫だから」
ルフィの頭を撫でながら
彼女はつぶやく
「もう、みんなに届く声も、出ないから、今からいいうこと、後でみんなに伝えてね」
青いワンピースは
黒く染まっていく
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文ストオタクの一般人 - いぎでだ(泣)とても良かったです！(｀；ω；´) (2023年4月11日 19時) (
レス) @page12 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
m&y - とてもよくて涙が出ました。 (2019年8月22日 15時) (レス) id: 631aace69f (このIDを非表示/違反報告)
Natsumi - 2人が幸せに終われてよかった(;Д;)(;Д;) (2019年8月8日 3時) (レス) id: 2ed81f6788 (このIDを非表示/違反報告)
Hamano(プロフ) - よかった…すごいよかった…（語彙力） (2019年3月31日 1時) (レス) id: a4a78dc0a4 (このIDを非表示/違反報告)
フェイタンの妻 マルコの彼女 剣八の愛人 - 完結おめでとうございます！ とっても感動しました！ 今まで読んだ小説の中で一番好きです これからも応援していますね！ (2017年3月5日 12時) (レス) id: 2de45cd196 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ama | 作成日時：2015年10月1日 1時
