14話 ページ15
次の日も宣言通り坂田は来た。
坂「やっほーA来たで〜」
『いらっしゃいませーお席こちらへどうぞ
ご注文決まりましたらまたお呼びください。』
2度目の坂田の登場におどろくわけでもなく、マニュアル通りの言葉を並べる。
裏に戻ると、すぐに桃ちゃんが声をかけてきた。
桃「先輩先輩、あの人ってもしかして坂田さん？」
『うん、そうだよ』
桃「えー！すごいですね！うらたさんならよかったのに、、」
『本音が聞こえてきた』
桃「先輩も、志麻さんがいいな〜って思わないんですか？」
『え？んー、坂田と話すのなんだかんだ楽しいし、気を使わなくて楽だし、特に思わないかなぁ』
志麻さんがいい、かぁ
志麻さんが来ると、きっと仕事どころではないだろうな
桃「先輩、先輩は志麻リスですよね？8年同担拒否リアコこじらせてる、正真正銘の志麻リス…ですよね？」
『え？当たり前じゃん、どうしたの急に』
変な質問をしてくる桃ちゃん。本人は「いえ、別に…」とはぐらかしているが。
そうすると、ホールからAー！と元気のいい声が聞こえてきた。
私は急いで声の主に駆け寄る。
『ちょ、声大きいから！』
坂「えー？別にええやん！今日はね〜コーラとチーズケーキ！」
『ライブ前に太るぞ』
坂「いいの！リハで動いてるから！！」
昨日と同じように雑談を交えながら仕事をこなす。
坂田さんは1時間ほどで帰り、その30分後、私も定時なため帰る。
関係者口のドアを開け待っていたのは先程まで店内にいた坂田。
坂「あれ、意外と早かったな。3時間は覚悟しとったんやけど。」
『え、いや、は？？なにしてんの？』
坂「んーAの出待ち〜！もっと仲良くなりたいから、一緒にかえろ！」
『え、嫌だ』
坂「えー！なんで！せっかくまったのに！お願い！」
お願い…志麻さんにも言われた言葉。
言う人によってこんなにもイメージが違うのだな。
坂「A？」
せっかく待っててくれたみたいだし、ペンライトの恩もある。
『はあ、いいよ。一緒に帰ろう』
坂「やった！」
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ちょこ - とてもよかったです！その後話が欲しい！ (2023年3月19日 14時) (
レス) @page34 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
ねこな(プロフ) - この作品好きです！今更読みました.....更新頑張ってください！！ (2019年5月15日 21時) (レス) id: 71d7653375 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうぽん - 面白いです！続き楽しみにしてます！ (2019年4月9日 23時) (レス) id: d2790d7b68 (このIDを非表示/違反報告)
しらす - 主人公チートかよwwさかたんかわゆ…え…ちょっと主人公そこ変われ (2019年4月7日 14時) (レス) id: f34e486c2f (このIDを非表示/違反報告)
志音@リス,ラ, - さかたんが…可愛いけど怖ぇwまーしぃ！負けないで頑張って!!更新待ってます！ (2019年4月7日 10時) (レス) id: 0f8bb6f46c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るか | 作成日時：2019年3月29日 19時
