60-帰国- ページ8
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日本の空港へ向かうタクシーの中、
以前ジミンの入院した時にお世話になった
シウ先輩に電話をかける。
「ヨボセヨ、Aか？久しぶりだな。」
「先輩お久しぶりです。
いきなりで恐縮なんですが、
以前特別優先で診察してやるって
言って下さったの覚えてますか？」
シウ「あぁwwwそんな事言ったなｗ･･･って
…なにかあったのか？」
「実は…」
ジミンと同じ所属のアイドルが
日本で盲腸と判断されて
会社の決定で今から韓国に帰ることを伝える。
「はぁ！？そんなの飛行機の気圧で
腸が破裂するかもしれんぞ！？」
「えっ…！？」
やっぱりあの時無理にでもと後悔がよぎる。
私の動揺が伝わったのか、
「…お前のせいじゃないんだろ…。
空港着いたらタクシーですぐ病院へ来い。
一番腕のいい外科の医師に伝えとくから。」
と言ってくれたシウ先輩に励まされながら
韓国へ帰るのだった。
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病院に着くと、すでにシウ先輩が入り口で
待っていてくれて、日本で貰った診断書を渡す。
「急にすみません、
先輩しか頼れる人がいなくて…。」
「その言葉が聞けただけで嬉しいさ。
A頑張ったな」
タクシーに乗っていたユンギさんは
先輩の指示で看護師さん達に
ストレッチャーに乗せられ手術室へ移動する。
見送るしかできない
自分の不甲斐なさを悔いていると
「手術してくれる先生の腕は
確かだから大丈夫。力抜けw！」
不安を見抜かれたのか
先輩に背中を思いっきりはたかれて、笑われる。
「･･･痛いです。」
そうつぶやいた後、指の関節が白くなるまで
強く握りしめていた手の力が抜けるのが分かった。
「先輩、本当にありがとうございます。」
お礼を言うと先輩は
親指を立てて私へ向けて
「おう、まかせとけ可愛い後輩の頼みだからな。」
笑ってくれた。
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みに - はい！また読みに来ますね！頑張ってください！ (2020年6月26日 1時) (
レス) id: fd2d6ff547 (このIDを非表示/違反報告)
スミシー(プロフ) - みにさん» 面白いと言ってくれて良かったです！ 更新したら是非また読みにきてくれると嬉しいです^ ^ (2020年6月25日 18時) (レス) id: 487a4f3bc0 (このIDを非表示/違反報告)
みに - 更新してくださってありがとうございます！！やっぱ、面白いです！ (2020年6月25日 14時) (レス) id: fd2d6ff547 (このIDを非表示/違反報告)
スミシー(プロフ) - みにさん» コメントと応援、ありがとうございます！見事大当たりでございます^^ 作品を大好きって言ってくれてとても嬉しかったです♪(o^^o) 更新頑張ります! (2020年6月25日 12時) (レス) id: 487a4f3bc0 (このIDを非表示/違反報告)
みに - 黒人さんってサニーさんなのかな？と思いながら次の更新待ってます。次の話が早く読みたいです！楽しみです！このお話私大好きなんで、これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年6月24日 22時) (レス) id: fd2d6ff547 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澤村ハチ | 作成日時：2020年4月26日 21時
