-ショーケース��- ページ4
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タクシーを待つ間スタッフさん達は、
もしもユンギさんが出れなかった場合、
出れたとしても激しいダンスが踊れるのか
セジンさんとジンさん、ホソクさんと一緒に
相談をはじめている。
ジミンとテヒョンは
ソファで横になってるユンギさんの側で
座り込んで泣いているジョングクを
囲むように寄り添っていた。
何故か少し離れたところにいた
ナムジュンさんを見つめると
サングラスの奥からは表情がうかがえないけれど、
かすかに手が震えていることに気付いた。
日本での初めてのショーケースでの急なトラブル。
彼は年齢よりも大分しっかりしているけれど
リーダーとしての
プレッシャーを感じているのは明らか。
「ナムジュンさん」
と彼の元へ向かい声をかけると
「Aさん...。」
私の方へ顔を向ける。
近づけばサングラス越しに
彼の不安げな表情がわかった。
彼がぎゅっと握りしめた拳をとり
私の両手で包みこむ。
「リーダー、大丈夫。
ユンギさんの事は私にまかせて。
だから、今はあなた達を愛してくれている人と
向き合うことだけ考えれば良いから。」
しっかりとサングラスの奥の瞳を見つめる。
「･･･メンバーが一人かけたとしても
やることは同じよ。
今までやってきたこと出しきるだけ。
あなたなら分かるよね？」
握っていた手に、少しでも
私の元気が分けれますようにと力を込める。
「色々考えるのは後！今は色々考えずに、
とにかくやってみよう！大丈夫！
絶対にうまくいくから！」
ね？と笑って彼に言うと
驚いたような表情を見せた後
「ははっ！絶対ですかwそれはすごいですねww」
と笑って緊張が少し解けたのか柔らかい表情になる
「そうだ！全部が終わって落ち着いたら
みんなでお疲れ様会しませんか？」
笑って私が問いかけると
「はい！あの…お疲れ様会もしたいですけど、
…Aさん･･･もしこの状況を乗り切れたら･･･
一つ俺のお願い聞いてくれますか？」
ナムジュンさんからそんな事を言われるとは
思っていなくて驚いたけれど、
なんだか距離が縮まったきがして嬉しくて
「ふふｗ分かった。いいよ！じゃあ約束ね！」
とにっこり笑ってナムジュンさんの小指に
自分の小指をからめ親指同士をくっつけると
「はい、約束...です」
とナムジュンさんも笑ってくれた。
タクシーがきましたと言う声に指を離し
メンバー達に声をかけ
ユンギさんとともに病院へとむかう。
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みに - はい！また読みに来ますね！頑張ってください！ (2020年6月26日 1時) (
レス) id: fd2d6ff547 (このIDを非表示/違反報告)
スミシー(プロフ) - みにさん» 面白いと言ってくれて良かったです！ 更新したら是非また読みにきてくれると嬉しいです^ ^ (2020年6月25日 18時) (レス) id: 487a4f3bc0 (このIDを非表示/違反報告)
みに - 更新してくださってありがとうございます！！やっぱ、面白いです！ (2020年6月25日 14時) (レス) id: fd2d6ff547 (このIDを非表示/違反報告)
スミシー(プロフ) - みにさん» コメントと応援、ありがとうございます！見事大当たりでございます^^ 作品を大好きって言ってくれてとても嬉しかったです♪(o^^o) 更新頑張ります! (2020年6月25日 12時) (レス) id: 487a4f3bc0 (このIDを非表示/違反報告)
みに - 黒人さんってサニーさんなのかな？と思いながら次の更新待ってます。次の話が早く読みたいです！楽しみです！このお話私大好きなんで、これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年6月24日 22時) (レス) id: fd2d6ff547 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澤村ハチ | 作成日時：2020年4月26日 21時
