64-目が覚めて-YGside�� ページ12
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目を覚ますと見慣れない天井。
あぁ、病院かと気づいた後、
自分の左手に重みを感じて、目をやると
俺が寝ているベッドの端に突っ伏して
俺の方に顔を向けて寝てるAさんが
俺の手の甲に手を重ねてた。
(Aさん…)
日本から飛行機に乗ってからの
意識はあまりなかったけど、
どれくらい時間がたったんだろうか...。
窓の外の暗さから夜というのは確実で
この状況から手術も終わっているんだろう。
帰るわけでもなく、
俺の横で寝ているAさんを見つめながら、
彼女はなんであの時
俺の側にいると言ってくれたのか。
重ねられたこの手に
俺は少しでも期待していいのか。
思いを巡らせる。
ただAさんといれるだけで
幸せと思ってた日々は
いつのまにか、
Aさんとずっと一緒にいたいって
願いにも似た気持ちに変わっていっていた。
自分の夢と、Aさんへの気持ちは
俺には比べられない程
同じ強さのはずなのに
今の俺じゃ、結果はきっと反比例で
同時に叶うなんて事がないってわかってる。
それでも…どちらも諦めたくない。
自分の手を裏返して
Aさんの手を握ろうとすると
「ん…」
Aさんが小さくつぶやいて
ゆっくりと目をあけて俺と目が合う。
「ユンギさんっ！わっ！私...っ！
寝ちゃってましたか！？ごめんなさい！！」
びっくりした様子で触れていた手を離して
慌てたように上半身を起こすAさん。
「えっと、ナースコール！」
とナースコールを押そうとする彼女に
手術が終わってからの記憶が
うっすらと思い出されてきた俺は
「ちょっと待って」
とAさんの腕を掴む。
「え...と...ユンギさん？」
(…俺…告白…したの…か？)
あれが夢だったのか。
現実だったのか。
戸惑う彼女の反応からは分からなくて
彼女に問いかける。
「俺、Aさんに何か…言いましたか？」
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みに - はい！また読みに来ますね！頑張ってください！ (2020年6月26日 1時) (
レス) id: fd2d6ff547 (このIDを非表示/違反報告)
スミシー(プロフ) - みにさん» 面白いと言ってくれて良かったです！ 更新したら是非また読みにきてくれると嬉しいです^ ^ (2020年6月25日 18時) (レス) id: 487a4f3bc0 (このIDを非表示/違反報告)
みに - 更新してくださってありがとうございます！！やっぱ、面白いです！ (2020年6月25日 14時) (レス) id: fd2d6ff547 (このIDを非表示/違反報告)
スミシー(プロフ) - みにさん» コメントと応援、ありがとうございます！見事大当たりでございます^^ 作品を大好きって言ってくれてとても嬉しかったです♪(o^^o) 更新頑張ります! (2020年6月25日 12時) (レス) id: 487a4f3bc0 (このIDを非表示/違反報告)
みに - 黒人さんってサニーさんなのかな？と思いながら次の更新待ってます。次の話が早く読みたいです！楽しみです！このお話私大好きなんで、これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年6月24日 22時) (レス) id: fd2d6ff547 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澤村ハチ | 作成日時：2020年4月26日 21時
