言えない私と待てない彼 (ページ13)

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お取り込み中のようだしひとりで食べよう

食堂へ歩いていると後ろからバタバタと走ってくるのが聞こえてきた。

『Aさん！何で先行っちゃうんですか。』
「目黒くんこそ席にいなかったじゃん」

『…ちょっと呼ばれちゃって』
知ってるよ見てたからねって思った。

『すみません、』
「いいよ。それよりその用事はもう済んだの？」
『お昼すぐ行きたかったんでソッコー終わらせました！』
「ふーん。そっか」

マジ腹減りました、何食べよっかなーって変わらずいつものテンションで接してくる目黒くんをみてなんだかちょっともやもやした。

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