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目黒くんもこの職場に慣れてきたようで他の社員さんとも上手くやっていて、私は相変わらず業務に関すること以外で会話することは無かった。
目黒くんは例外だけど。
本当に忠誠を誓ってしまったのか、毎日事あるごとに私のところへやってきては他の人でもいいような仕事のことを聞いてくるし、
また寄ってきたと思ったら『今日の占い、みずがめ座最下位でした…』とかどうでもいいことをこそっと囁いてくるようになった。
ポジティブすぎるくらいなのに
意外と運勢とか気にするタイプなのね。
その分、普段からそれ僕がやりますよ。と気付いてフォローしてくれるので、以前よりも快適な労働生活を送れていることについては感謝している。
お昼は一緒に食べたり食べなかったりした。
目黒くんとお昼に行きたい人なんて沢山いるのに、なんで？と思うけど、気を遣うことがないからだろう
ひとりになりたい日もあるので毎日ではないのがありがたかった。
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作者名：無色透明 | 作成日時：2023年9月10日 2時
