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SC「ヒョン、呼びました？」
「あ、タロの友達のイケメンくんだ」
SC「え、どこかでお会いしましたっけ...？」
「ヤー、せっかくチキンを奢ってあげたのに忘れちゃったの！？」
SC「チキン......あ！あの時の！！」
MC「え、なになに、もう知り合いだったの？」
「あー、前にちょっとね」
やっぱりこのイケメンくんもアイドルだったのか。
しかもマークと同じチームっぽい？
MC「こいつラップめっちゃ上手いんだよ」
へぇ、マークが言うならきっと本物だな。
「パフォーマンス、楽しみにしてるね？」
SC「...っはい！頑張ります！」
なんか少し耳が赤い気がするけど気のせいかな？
まぁ初めての授賞式は緊張するよね、わかるわかる。
なんて先輩風吹かせていると、いきなり誰かに後ろから抱きつかれた。
JN「A、何してるの〜？」
「あ、ジュニオッパ」
どうせメンバーだと思っていたが、案の定うちの不思議の国の王子様だ。
JN「僕らの席、あっちだよ？」
「ごめん、今行く」
オッパに手を引かれてメンバー達のところに戻ろうとすると、空いてる手を誰かに掴まれた。
「うぇ？」
振り返ると、イケメン君の顔が思ったよりも近くにあって、思わず変な声が出る。
SC「あの、俺のこと、ちゃんと見といてくださいね」
「あぁ、うん。もちろん」
私の返事を聞くと、彼は満足そうに微笑んで、自分の席に戻って行った。
なんだったんだ？
JN「鈍感ちゃんが相手だと恋愛って大変だよねぇ」
「オッパ、また不思議なこと言ってるんですか？」
JN「ソンチャン君、僕は応援してるよ〜」
「？？、私も応援してますよ？？」
JN「......うん、ソウダネ」
続く (更新停止中)
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作者名：ぷらする | 作成日時：2023年12月8日 10時
