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曲作りは、苦しい。
練習生時代から数えるともう5年以上やっているというのに、未だに思った通りの曲を作れたことは一度もない。
頭の中で流れている音楽は、もっとずっと美しいのに。
でも、思った通りの音が作れた時は、何とも言い難い最高の気分になれる。
その快感が忘れられなくて、ついつい時間を忘れて作業してしまうのは、私の悪い癖だ(と、オッパ達が言っていた)
今日も朝帰りコースかな、と思っていると、作業部屋のドアがノックされた。
WZ「A、俺もう帰るけど？」
「ウジオッパ、今日は早いですね」
WZ「早かねえだろ笑、もう12時だぞ」
「え、ほんとだいつの間に」
ウジオッパは、本当に天才プロデューサーだと思う。
曲自体の完成度ももちろん素晴らしいのだが、オッパの作る曲が特にすごいのは、セブンティーンというチームの魅力を最大限に引き出せるところだと思う。
明るくて、爽やかで、美しい曲。
ウジオッパは無愛想に見えて、実はとても愛らしくて優しい人だから、作る曲も自然とそうなるんだろうな。
今だって、別になにも言わずに帰ったって良いのに、わざわざ私の作業部屋を訪れてくれる。
きっと、私が朝まで作業し続けないか心配だったからだ。
こういう時は、素直にオッパの優しさに乗っかってあげるのが、マンネの仕事だよね。
「オッパが帰るなら、私ももう帰ろうかな」
WZ「ん、じゃあついでに何か食べに行く？」
「お、オッパの奢りですか？」
WZ「はぁ、別に良いけど」
「冗談ですよwww、美味しいチキン屋さん知ってるんでそこ行きましょう」
WZ「いいね、じゃあ10分後にマネヒョンの車で集合な」
「はーい」
そういえば、我が愛しの弟にも教えてあげた(否、頼まれてもいないのに勝手にカトクを送りつけた)お店だけど、もう行ったのかな？
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ソンチャン全然出てこないじゃん、、、と思ったそこのあなた！！
ほんっとうに話の展開遅くてすみませんmm
お待たせしました！！
次回、ようやく二人が出会います！！
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作者名：ぷらする | 作成日時：2023年12月8日 10時
