第五話 鬼の誘惑(1) ページ30
目の前に広がるのは爆発と、死体。
耳が聞き取る音は爆発音と、悲鳴。
に
その中で生き残るのはクレトとシンヤと呼ばれた男と数名の人間だけ。
そんな中、私は意識を＿＿＿＿手放してしまった。
＿￣＿￣＿￣＿￣＿￣＿￣＿￣＿￣＿￣＿￣＿￣＿￣＿￣＿￣＿￣＿￣＿￣＿￣＿￣＿￣＿￣＿￣
そこは真っ白な世界だった。何もないただただ白が広がるだけの世界。
？「だから、能力を使うなといったんだよ？」
A『…っ』
バッと振り返るが、そこには誰もいない
A『誰？』
返事はない。その代わりに、白い世界が消え、全てが壊れた世界が写し出される。
建物も人も吸血鬼も地面も全て壊れていた。そしてその真ん中に…
私が立っていた。
目には完全に光がなく、私の身体を包むようにして赤紫色の何かが覆っていた。
私はその姿に衝撃を受ける。だって、光を失った瞳はからは………涙が流れていたから。
？「驚いただろう？」
A『………喋った！？』
目の前にいる私が喋っていた
？「そりゃそうだよ、生きてるんだから。」
訳がわからない。けど、考えてもわからないだろうから、単刀直入に聞いた。
A『あなた、誰？』
鬼「うーん…強いて言えば《鬼》かな」
A『此処は何処なのー？』
私はクルリとあたりを見回していった。
鬼「未来さ
君が能力を暴走させて、世界が破滅してしまう未来。このときは神までもがいなくなった」
ゾッとした。こんなものが未来で、この悲劇を招いたのが自分だと言うことに。
A『それじゃあ、何故泣いてるの？』
鬼「自分自身も壊れたから。孤独だから。
こんな未来は誰もが望まない。けれどこの未来は来てしまう。君が存在する限りこの未来は
逃れようがない。君を殺さない限り、君以外の全てが死を迎えるから
全生物が君を殺しに来る。…それでも君には敵わなかった。」
A『…もういい……わかった…』
それでも《鬼》は、話を終わらなかった。
†＊†＊†＊†＊†＊†＊†＊†＊†＊†＊†＊†＊†＊†＊†＊†＊†＊†＊†＊†＊†＊†＊†＊†＊†＊†＊†＊†
原作っていう言葉を辞書で引き直してこよう←←←←←←←
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 239人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アルカーヌ - マナさん» 勿論どうぞ！すみませんめちゃ遅くなってしまって……前作の質問を確認する頻度はすごく低いので、最新作に質問頂けるともう少し早く回答出来ると思います！本当ごめんなさいm(_ _)m (2021年10月3日 10時) (
レス) id: ca02d30a4e (このIDを非表示/違反報告)
マナ - アルカーヌさん» 質問してもいいですか？ (2021年5月17日 14時) (レス) id: 6d5c9496f0 (このIDを非表示/違反報告)
アルカーヌ - アニメLOVEさん» 続編の方でちょっと出しましたよ！ (2016年8月19日 21時) (レス) id: 554d654233 (このIDを非表示/違反報告)
アニメLOVE - レストカー出して〜 (2016年6月26日 13時) (レス) id: 0932c7f4ec (このIDを非表示/違反報告)
Yukito(プロフ) - アルカーヌさん» 一応ですがURL続編の方に貼っときました！ (2016年6月20日 22時) (レス) id: e014f8d942 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アルカーヌ | 作成日時：2015年7月6日 19時
