912話 分断 ページ23
― 獄寺達 ―
ガコンッ
獄寺「！！」
了平��「なんと！！」
山本「床が！！」
貴「ちっ」
獄寺と了平、山本とAの間の床が上下に分裂する
獄寺「くっ」
了平��「いかん！」
ゴゴゴゴゴゴ
このまま戦力が分裂されれば、たださえ低い生存率がさらに低くなる
だが、追い打ちをかけるように、みるみる床は分裂されていく
獄寺「つかまれ、山本！A！」
獄寺が手を伸ばす
山本「獄寺！！」
貴「やめろ！！」
了平��「手遅れだ！腕をもってかれるぞ！！」
獄寺「おい！！」
それでも諦めない獄寺は、腕を伸ばしたままだ
貴「ちっ これを持ってろ！」
ビュッ
パシッ
Aが投げた紙が広げていた獄寺の手に入る
山本も獄寺に対し『大丈夫』というように笑顔を見せた
それが最後だった
ギュオッ
了平��「うわっ」
獄寺「あのバカ共！！」
一気に山本達のいる床は下り、先ほどまで繋がっていた道は壁となった
ガキイ
ドサッ
獄寺「ぐわっ」
ようやく揺れが止まり、後ろに倒れる２人
了平��「つ・・・うう」
獄寺「くそっ よりによってこんな時に地震とはよ！！」
怒りに任せ塞がった壁を叩く
獄寺「開かねぇ！！」
まさか、敵の大将が基地を動かしているなんて夢にも思っていないだろう
了平��「これでは、すぐに山本達と合流できそうにないな・・・・」
獄寺「ちっ」
ぐしゃっ
拳を握りしめると、手に持っていた紙が音を立てて潰される
獄寺「あ？」
手を広げてみると、そこにはさっき投げ渡された紙があった
了平��「そういえば、さっき何かを渡されていたな」
広げてみると、
獄寺「なになに・・・・・『ハク』？」
ボンッ
「「！？」」
紙に書いてあった名前を呼ぶと、白い煙と共に人型のハクが現れた
ハク「お呼びか 主」
が、Aがいないことに早くも気づき首を傾げる
その姿を見て、了平は声を上げる
了平��「おぉ！お前は確か、Aの式神だな！」
ハク「いかにもそうだ。ところで、主はどこだ？」
獄寺「たった今、切り離されちまった」
ハク「切り離された？・・・・(ハク)・・・・ん？」
脳内に響く声に耳を傾ける
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龍(プロフ) - 蒼海さん» ありがとうございます！はじめのころはボロボロなのでお恥ずかしい限りです＾＾余裕があれば訂正版も出したいとは思っているですがなかなかうまくいきませんｗ作品を楽しみにしてくださりありがとうございます＾＾ (2015年7月20日 17時) (
レス) id: 1c9d0ebd24 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - ユエさん» オチはまだ決めていませんｗというか、オチを作るか作らないかとかも決めてませんｗｗ作品の応援をしてくださってありがとうございます！これからも頑張りますね！ (2015年7月20日 16時) (レス) id: 1c9d0ebd24 (このIDを非表示/違反報告)
蒼海(プロフ) - しばらく見ていなかったので一から読み直して来ました。やっぱり面白い！これからも楽しみにしてます！ (2015年6月24日 23時) (レス) id: 7405b31a00 (このIDを非表示/違反報告)
ユエ - 面白いですね 更新頑張ってください それと、オチはあるんですか？もし、あるのなら雲雀がいいです (2015年6月12日 14時) (レス) id: a45b598131 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - あかりんさん» ありがとうございます＾＾ ＬＩＮＥの友達ならＯＫです＾＾ ＩＤは『guterui.ryuzin.1356』で、ニックは『ツグ』です。 (2015年5月6日 14時) (レス) id: 0df8bb9172 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：龍 | 作成日時：2014年10月12日 22時
