909話 機密 ページ20
ツナ「・・・・・・
(分かってはいたけど・・・・・本当に入江正一はここにいるんだ・・・・
すぐ近くに・・・・・!!)
敵のいうことだから、これほど信憑性のある情報はない
そうと聞けば、今すぐココを離れて、入江のところに向かいたい衝動に駆られる
だが、水を差すようにスパナが淡々という
スパナ「でも、正一を攻めに来たんだったらやめた方がいい」
ツナ「!」
スパナ「高校の国際ロボット大会のころから知ってるけど、正一は相当キレる」
ゴーグルを再び装着する
スパナ「いつも全体を見てるすごい奴だ」
敵のいうことだから、これほど信憑性のあるっ情報はない
それは、良い情報も悪い情報も ――――――
― 入江 ―
カッカッカッ
忙しい足音が廊下に響く
チェル1「入江様!」
タタッ
小走りについてくる2人のチェルベッロ
チェル2「アレを使われるのですか?」
入江「何か問題があるかい?」
焦り気味のチェルベッロと違い、いつまでも冷静で答える
老化の突当りにある部屋に入る
そこはデスクワークと、壁に絵が数枚飾ってあるシンプルな部屋だった
チェル1「この機密を知るのは、白蘭様と我々と入江様のみ」
チェル2「これを行えば、他の部隊 ――――― 特にブラックスペルからの抗議は必至です」
入江は、壁に飾ってある一枚の絵の前で止まった
入江「そんなもの、何もせずに失うものよりずっと小さい」
フッ
絵に手をかざす
チェル1「それと後付で設置された基地機能はマヒするでしょう」
ガコッ
前の壁がドアのように開き、その向こうには廊下があった
入江「君たちは、反対なのかい?」
チェル2「いいえ」
チェル1「私たちには入江様の命令が全てです」
即答して、それ以上何も言わず後をついていく
まっすぐ続く廊下を少し歩くと、真っ黒な壁に突き当たる
ピトッ
入江「社交辞令でも嬉しいよ」
壁に触れると ヴヴヴ・・ン と小さな画面が映り、指紋検査を行う
数秒で終わると、黒い壁が自動で開いた
そして、再び直線な道があり、少し進むと、極々小さな広間に出た
前方の両脇には棒のようなものがあり、向かって左には丸い球体が、右には匣兵器があった
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龍(プロフ) - 蒼海さん» ありがとうございます!はじめのころはボロボロなのでお恥ずかしい限りです^^余裕があれば訂正版も出したいとは思っているですがなかなかうまくいきませんw作品を楽しみにしてくださりありがとうございます^^ (2015年7月20日 17時) (レス) id: 1c9d0ebd24 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - ユエさん» オチはまだ決めていませんwというか、オチを作るか作らないかとかも決めてませんww作品の応援をしてくださってありがとうございます!これからも頑張りますね! (2015年7月20日 16時) (レス) id: 1c9d0ebd24 (このIDを非表示/違反報告)
蒼海(プロフ) - しばらく見ていなかったので一から読み直して来ました。やっぱり面白い!これからも楽しみにしてます! (2015年6月24日 23時) (レス) id: 7405b31a00 (このIDを非表示/違反報告)
ユエ - 面白いですね 更新頑張ってください それと、オチはあるんですか?もし、あるのなら雲雀がいいです (2015年6月12日 14時) (レス) id: a45b598131 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - あかりんさん» ありがとうございます^^ LINEの友達ならOKです^^ IDは『guterui.ryuzin.1356』で、ニックは『ツグ』です。 (2015年5月6日 14時) (レス) id: 0df8bb9172 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:龍 | 作成日時:2014年10月12日 22時