891話 遅い ページ2
ザッ
すると、Aが１歩前に出て冷静な顔つきで言った
貴「そんなの、ただの自己満足だろ？」
バイ「なに・・・・・？」
勝ち誇ったような笑みが消え、怪訝そうな顔に一変する
貴「未来を掴む光ねぇ・・・・・・テメェの良いように解釈してるだけじゃねぇか」
バイ「汝 己の立場を理解しているのか？」
言いたい放題言われ、青筋を立てている彼を煽るように鼻で笑う
貴「理解してねぇのはテメェだろ？ターバンジジィ」
バイ「なにをっ！ ―――――― っ！」
すると何に気付いたのか怒りを静めた
バイ「汝 風の守護者だな？」
貴「だから？」
バイ「白蘭様は汝を所望しておられる」
貴「へぇ・・・・・じゃあ」
スラ…
懐から一本のナイフを取ると、
ビュッッ
シュッ
カッッ
バイ「！！」
目にも止まらぬ速さで投げられたナイフは彼の首を掠り、後方の壁に刺さった
ツ ――――
首筋から血が流れる
貴「あんま舐めた口聞いてっと飛ぶぜ」
不敵な笑みを見せながらとんとんと首を指で小さく叩くと、みるみる青ざめるバイシャナ
このまま殺ってやろうかと思ったが、了平に制される
了平��「どうやらミルフィオーレ内部でも相当イザコザってるらしいな」
山本「イザコザってるって・・・・・」
了平��「だが、いかなる理由があろうと共に戦う者を食い物にしようなど許されることではない」
そういって後ろの壁にラルを寝かせた
彼女を下ろしたということは、彼も戦うという意思を示していた
獄寺「なっ お前も戦う気かよ！！ここはオレにやらせろ！！」
了平「悪いな、タコ頭 ―――――― もう遅い」
コオオオオ
いつの間に開匣したのか、匣を大蛇の方に向けた
ビュッッ
「「「！！」」」
匣から出た何かは、３人の間を素早い動きで駆け抜け、
ダンッッ
床を激しく蹴り高く高く跳んだ
一気に大蛇の頭まで跳ぶと、そこに着地するように大蛇の頭を蹴飛ばした
ドオンッッ
軽く見積もっても何トンかはありそうな大蛇が、一発の強烈な蹴りで後方に倒れた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 154人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
龍(プロフ) - 蒼海さん» ありがとうございます！はじめのころはボロボロなのでお恥ずかしい限りです＾＾余裕があれば訂正版も出したいとは思っているですがなかなかうまくいきませんｗ作品を楽しみにしてくださりありがとうございます＾＾ (2015年7月20日 17時) (
レス) id: 1c9d0ebd24 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - ユエさん» オチはまだ決めていませんｗというか、オチを作るか作らないかとかも決めてませんｗｗ作品の応援をしてくださってありがとうございます！これからも頑張りますね！ (2015年7月20日 16時) (レス) id: 1c9d0ebd24 (このIDを非表示/違反報告)
蒼海(プロフ) - しばらく見ていなかったので一から読み直して来ました。やっぱり面白い！これからも楽しみにしてます！ (2015年6月24日 23時) (レス) id: 7405b31a00 (このIDを非表示/違反報告)
ユエ - 面白いですね 更新頑張ってください それと、オチはあるんですか？もし、あるのなら雲雀がいいです (2015年6月12日 14時) (レス) id: a45b598131 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - あかりんさん» ありがとうございます＾＾ ＬＩＮＥの友達ならＯＫです＾＾ ＩＤは『guterui.ryuzin.1356』で、ニックは『ツグ』です。 (2015年5月6日 14時) (レス) id: 0df8bb9172 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：龍 | 作成日時：2014年10月12日 22時
