811話 不思議な色 ページ19
重い体を起こして着替える間にハルやビアンキが布団などを変えてくれた
そして今は、ビアンキに髪を乾かしてもらっている
自分で乾かすといったのだが、言う事聞かないとポイズンクッキングを食わせると半ば脅しの発言
に負け、大人しくドライヤーで乾かされているというわけだ
ハルは、濡れた洗濯物を洗いに行った
なので部屋は、Aとビアンキの２人っきり
静かな部屋にドライヤーの音が響く
ビア��「綺麗な紫色ね」
思わず口に出てしまった言葉にAは『そうか？』と特に感心がないような声で返す
ビア��「えぇ。でも、この色は風の守護者の証なんでしょう？」
貴「あぁ・・・・ん？それってお前に言った事あったっけ？」
髪や瞳の色が紫色の理由は誰にも話していないはずだ
だが、その答えはすぐに浮かんだ
貴「なるほど。未来のオレに聞いたわけか」
ビア��「えぇ。元々は、髪が黒で瞳がスカイブルーだったのよね？」
貴「あぁ。結構気に入ってたんだけどな。今はそれがこんな色になっちまった」
髪と瞳の色が変わっていた時、絶叫したことを思い出す
ビア��「ふふ・・・・・でも、この色ってとても不思議よね」
貴「何が？」
片手で髪を掬い上げながら言う
ビア��「濃くもなく薄くもない色。だからといって中性な色じゃない。とても不思議・・・」
見惚れているかのように目を細める
貴「不思議ねぇ・・・・(オレはこの色が大嫌いだけどな)」
頭に浮かぶ紫色の髪と瞳を持った１人の人物に顔をしかめる
カチッ
スイッチを切って隣の机に置く
ビア��「はい、終わったわよ」
貴「ありがとな」
ビア��「どういたしまして」
それからAは、再びベッドに入り、ビアンキやハルは挨拶をして戻っていった
ベッドに入ってから１時間
物音１つ聞こえない静寂に包まれた部屋
暗い部屋に薄っすらと淡い光が広がっている
貴「ちっ」
そんな中、ひとつの舌打ちが聞こえ、同時にゆっくりと目を開く
貴「(眠れねぇ・・・・)」
不機嫌そうに眉間に皺を寄せながらゆっくり起き上がる
貴「《ズキッ》 い゛っっ・・・・・」
激しい頭痛に深い皺を刻ませる
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龍(プロフ) - 浴衣さん» 長らくお休みしていて申し訳ありませんでした。ＬＩＮＥでぜひ検索させていただきます！ＬＩＮＥでお願いしてもよろしいでしょうか？ (2014年8月16日 19時) (
レス) id: 0df8bb9172 (このIDを非表示/違反報告)
浴衣 - 続き早く観たいデス。 (2014年8月12日 13時) (レス) id: 64be7ba306 (このIDを非表示/違反報告)
浴衣 - 龍さん今晩は、夢主ちゃんが黒髪だった時の絵と、紫色の髪の絵と、男装している姿が描けました。ただ、絵をどうやって送ればいいのでしょうか？一応LINEのIDを載せておきます。sunstar0517です。LINEをやっていたら、検索してください。 (2014年8月3日 21時) (レス) id: 64be7ba306 (このIDを非表示/違反報告)
浴衣 - 龍さん、絵が出来たんですが……、LINEのIDを書いておくので、LINEをやっているのなら、検索して下さい。骸とフランの画像です。ID sunstar0517です。宜しくお願いします。 (2014年8月2日 1時) (レス) id: 64be7ba306 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - 恋歌@雲雀ファンクラブ会長さん» ありがとうございます！はい！これからも頑張らせて頂きますね♪ (2014年7月30日 22時) (レス) id: 0df8bb9172 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：龍 | 作成日時：2014年4月29日 10時
