最強男装少女の物語 part17

750話　医務室へ ページ6

リン(貴)「そういうこった。リン」

貴(リン)「あぁ」


ス・・・・


貴「よしっ」

リン「戻ったな」



ブシャッ



「「「「！！？」」」」


戻った瞬間、Aの右腕から血が噴出した

山本「おい！大丈夫かよ」

ツナ「な・・・・・何で急に！？」

パニックになるツナ達に『大丈夫だ』と笑って答える

貴「大したことないって」

リ「また、クロームを庇ってケガしたんだろ？」

見透かしたように言うリボーンに笑うしかない

ツナ「は・・・早く治療しないと・・・・」

貴「自分でするからいい」

ツナ「ダメだよ！」

山本「とにかく、医務室に行こうぜ！」

獄寺「野球バカの言うとおりだ。さっさと来やがれ」

本人より焦っている３人に連行されていくA

それに続いてリンもクロームを抱えていったのだった









inミルフィオーレアジト 医務室

チェル１「グロ・キシニアの容体はどうですか？」

入江と共に来たチェルベッロが看護師に尋ねる

看護師「ちょうど今、意識を取り戻しました」

入江「よし 会わせてくれ」

看護師「お・・・お待ちください。グロ様は・・・」

それだけを確認すると、早くグロの病室に向かおうとする入江の前に立ち塞がる看護師

入江「邪魔しないでくれないか？忙しいんだ！！」

ドンッ

看護師「キャッ」

焦りと怒りのあまり、看護師を突き飛ばし医務室へ早足でむかった

コンコン

ウイイイ・・・

ノックをすると自動式のドアが開く

入江「失礼します。ホワイトスペル 第２ローザ隊隊長 入江正一です」



ピクッ



中にいたのは、全身包帯でグルグル巻きにされているグロの姿があった

生身で見えるところは右目だけ

入江の自己紹介には瞳を動かすだけだった

入江「あ・・・・・・・」

そこでやっとグロの現状が分かったらしい

付け加えるように、先ほど突き飛ばした看護師がムスッとした表情で入江に報告する

看護師「グロ様はアゴの骨を折っていて 話せる状態ではありません」

入江「！ 何だって？」

看護師「他にも外傷がひどく指も動かせない重体です・・・・」

チェル２「これでは仕方ありませんね・・・・・」

入江「《ムッ》・・・・・・・・」

本人がいるのに何も聞けないなんて最悪だ

ここで、話が終わろうとしたがグロだけは話しをしようとしていた

751話　1人だけが知る裏切り者→←749話　推参！！

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