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793話 嵐猫 ページ50

貴「ヤバイってことじゃないのか?」


疑問に答えるように言うと、


ゆらゆらゆら〜


急に目の前が陽炎のように揺らいだ

それと同時に山本とリボーンが走ってきた


ツナ「!」


山本「逃げろ ツナ!!A!!」


バッ


その言葉が言い終わる前にすぐさまバックステップする


ツナ「ギャッ」


彼は山本が庇うように押し倒す


カッ


それと同時に目の前が激しい光を発する


ズオウッ


次の瞬間、資料室から赤い炎の塊が噴出した

もし、山本がツナを押し倒していなかったらツナも消し炭になっていただろう


炎が治まり、煙がたち篭る中、人影が揺らいでいた


シュッシュッシュッ


パタタタタッ パタタタタッ


何かの物体が人影に集まっていき、腰に付けてある複数の匣に入る



「よし、SISTEMA C.A.I.(スィステーマ シー・エー・アイ)の完成は見えたぜ。

 あとは10代目に ――――― 」


煙が晴れて、獄寺が姿を現すと共に、


ボウッ


獄寺「こいつをどう説明すっかだな」


彼の頭上にいる嵐の炎を灯したアニマル匣兵器のネコがいた


シャアアアアア


鋭い爪を立て、凶暴さを見せ付けるように威嚇する


獄寺本人は、ボロボロの状態で、かけていたメガネは割れてずれており、体中には引っかかれた

傷が生々しく残ってあった









inミルフィオーレ 日本支部 某所


入江「白蘭サン!!」


白蘭「ん」


やっと映ったモニターには、いつもの笑顔を見せマシュマロを頬張っている彼の姿があった


入江「ん じゃないよ!!無事だったんですね!?」


嫌なほど汗をかき、モニターに映る白蘭に向かって叫ぶ


白蘭「うん 元気」


友達から『元気ー?』と聞かれたかのように、明るく簡単に答える


入江「あの伝達係!伝達係は今どこに!?」


すぐさま、モニターに映る部屋を見渡す


だが、これもまた軽く答えてくれた


白蘭「あぁ レオ君?明日の新聞に載るんじゃないかな?変死事件か何かで名前はちょっと変わる

  けどね」


入江「え・・・・・・・じゃあ・・」


その言葉に、今まで溢れていた焦りが収まっていく

彼の予想を肯定するかのように笑顔を返す


白蘭「そーそー 彼の中身ね。六道骸君だったよ」


簡単にいうが、その言葉に驚きを隠せない入江とチェルベッロ

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作品ジャンル:アニメ
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Kei(プロフ) - 龍さん» ホントだよーw あ、これ返信しなくていいよー 次からはPart18の方で話そー (2014年5月4日 9時) (レス) id: a2f1f6b4bf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - Keiさん» とんだ災難だったねぃw (2014年5月3日 17時) (レス) id: 0df8bb9172 (このIDを非表示/違反報告)
Kei(プロフ) - 龍さん» そりゃ〜ね〜w 近くにいた友達と「あれはヤバイでしょ」って小さい声で話してたw (2014年5月3日 11時) (レス) id: a2f1f6b4bf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - Keiさん» ありゃ〜 そりゃ先輩の堪忍袋の尾が切れるわけだね〜w Kei達は、結構気まずかったでしょw (2014年5月3日 8時) (レス) id: 0df8bb9172 (このIDを非表示/違反報告)
Kei(プロフ) - 龍さん» いや〜…あのね、、、先輩が号令かけてんのに周りめっちゃ煩くてさ〜 近くの人が声かけて静かになって…そしたら先輩一番後ろにいた私にも聞こえるくらいの舌打ちして…声もめっちゃ不機嫌だった。。。いつもはあんなに怒んないのに(・・;) (2014年4月30日 20時) (レス) id: a2f1f6b4bf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2014年3月17日 23時

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