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785話 雨のち晴れ ページ43

inキッチン


京子「ハルちゃん?」


貴「あぁ。ちょっとばかり用事がな」


ソフィア「ハルさんなら、食料庫で食材を取ってくると言ってましたよ」


貴「分かった。サンキュー 2人共」



「「うん/はい」」






in食料庫


貴「確かここだよな?」


誰もいない静けさを保っている倉庫を見渡していると、


ヒック ぐすっ


下の方から泣き声が聞こえてきた


除いてみると、下の小さな広間で蹲って泣いていた


貴「ハール」


ポンッ と肩を叩くと、ビックリしたように肩を震わせ立ち上がった


ハル「Aちゃん!!どっ どうしたんですか?」


流れていた涙を拭いて、ムリヤリ笑顔を作る


貴「ムリして笑うな」


ハル「はひっ?なっ・・・・なんのこと・・・ですか?」


少し顔が歪み、今にも泣きそうな顔になる


すると、Aは何も言わず抱きしめた


ハル「!」


貴「泣きたい時は泣いたらどうだ?女同士なんだしさ、な?」


ポンポンッ


ハル「ぐすっ・・・・うわあああんっっ」


優しく頭を撫でられ、気が緩んだのか今まで溜まっていた涙を流すハル


彼女が泣き止むまで、ずっと抱きしめていた




























ハル「あ・・・・ありがとうございます、Aちゃん」


貴「お前や京子も頑張ってんだ。泣きたい時は、いくらでも付き合ってやるよ」


そういうと嬉しそうに微笑み小さく返事をする


ハル「はい・・・・」


貴「それに・・・」


ピッ


目に少し溜まっている涙を指で払う


貴「大好きなツナの前では笑顔でいたいんだろ?」


ハル「はひっ!Aちゃんには、何でもお見通しなんですね・・・」


照れるように少し顔を染める彼女に小さく笑う


貴「まぁ、頑張れ!オレはこれで行くから」


ハル「はいっ ありがとうございました」


貴「おうっ」


最後には、いつもの明るい笑顔を見せてくれたことに、ホッと安堵した


そして、彼女もまた、この後 ツナとの仲直りを果たし、ハルの言葉でヒントを得るのだった

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設定タグ:最強 , リボーン , ファンタジー   
作品ジャンル:アニメ
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Kei(プロフ) - 龍さん» ホントだよーw あ、これ返信しなくていいよー 次からはPart18の方で話そー (2014年5月4日 9時) (レス) id: a2f1f6b4bf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - Keiさん» とんだ災難だったねぃw (2014年5月3日 17時) (レス) id: 0df8bb9172 (このIDを非表示/違反報告)
Kei(プロフ) - 龍さん» そりゃ〜ね〜w 近くにいた友達と「あれはヤバイでしょ」って小さい声で話してたw (2014年5月3日 11時) (レス) id: a2f1f6b4bf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - Keiさん» ありゃ〜 そりゃ先輩の堪忍袋の尾が切れるわけだね〜w Kei達は、結構気まずかったでしょw (2014年5月3日 8時) (レス) id: 0df8bb9172 (このIDを非表示/違反報告)
Kei(プロフ) - 龍さん» いや〜…あのね、、、先輩が号令かけてんのに周りめっちゃ煩くてさ〜 近くの人が声かけて静かになって…そしたら先輩一番後ろにいた私にも聞こえるくらいの舌打ちして…声もめっちゃ不機嫌だった。。。いつもはあんなに怒んないのに(・・;) (2014年4月30日 20時) (レス) id: a2f1f6b4bf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2014年3月17日 23時

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