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784話 大人と子供 ページ42

ーAー


トレーニングルームを出た彼女は、ある場所へ向かっていった


場所はキッチン

中に入ると、心配そうな京子とソフィア、そして端っこで蹲っているランボの姿があった




京子「ランボちゃん さっき来てからずっとあんななの」


ソフィア「何かあったんでしょうか?」


貴「大丈夫。さっき、少しあってな。オレが何とかすっから」


京子「うん!よろしくね」


ソフィア「お願いします」


貴「おうっ」


そういって、彼女はランボの所にいく


貴「ランボー」


ランボ「《ビクッ》」


相当、ショックが大きかったのか肩を震わせる


Aも優しい声で話しかける


貴「ちょっと、付き合ってくれないか?」


そういうが、激しく首を横に振る


貴「来てくれたら、ブドウのアメあげるけど?」


ランボ「《ピクッ》」


とてとてとて


さすがランボ、ブドウ飴に釣られ、ゆっくりだがAに近づく


貴「よし。オレの部屋で話すか」


小さい彼を抱きかかえ、自室へと向かった









inAの部屋


貴「ほら」


まず、約束通りブドウ飴をあげる

それでも、いつものはしゃぎようは見られず、アメの袋を開けて口に入れた


貴「ランボ。ツナが何で怒ったか分かるか?」


ランボ「 《ビクッ》 ランボさん・・・・調子に乗りすぎたもんね」


自分でも充分分かっているのか、徐々に語尾が小さくなり、目にいっぱいの涙を溜めていた


貴「ランボ それは違う」


あっさりと否定されたことに、泣きながら『何で?』と彼女を見る


貴「ツナが、ランボより子供だからだよ」


ランボ「ツナがランボさんより子供?」


アメを片方に寄せているのか、頬を少し膨らませながら首を傾げる


貴「そう、ツナは子供だからな。すぐイライラして、大人のランボに八つ当たり

  しちまったんだ」


ランボ「ランボさん ツナより大人?」


貴「おうっ。だから、ランボからツナに近づいてくれないか?ツナはお子ちゃまだから、

  ランボと話したくても、自分から行けないんだ。行ってくれるか?」


ランボ「・・・・・・・うんっ!ランボさん ツナより大人だもんね!」


元気を取り戻すと、部屋から飛び出していった


その後、ツナと会って仲直りしたのは、後から知ることである


貴「さてと・・・・」


ベッドから立ち上がると、再びキッチンへと向かった

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設定タグ:最強 , リボーン , ファンタジー   
作品ジャンル:アニメ
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Kei(プロフ) - 龍さん» ホントだよーw あ、これ返信しなくていいよー 次からはPart18の方で話そー (2014年5月4日 9時) (レス) id: a2f1f6b4bf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - Keiさん» とんだ災難だったねぃw (2014年5月3日 17時) (レス) id: 0df8bb9172 (このIDを非表示/違反報告)
Kei(プロフ) - 龍さん» そりゃ〜ね〜w 近くにいた友達と「あれはヤバイでしょ」って小さい声で話してたw (2014年5月3日 11時) (レス) id: a2f1f6b4bf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - Keiさん» ありゃ〜 そりゃ先輩の堪忍袋の尾が切れるわけだね〜w Kei達は、結構気まずかったでしょw (2014年5月3日 8時) (レス) id: 0df8bb9172 (このIDを非表示/違反報告)
Kei(プロフ) - 龍さん» いや〜…あのね、、、先輩が号令かけてんのに周りめっちゃ煩くてさ〜 近くの人が声かけて静かになって…そしたら先輩一番後ろにいた私にも聞こえるくらいの舌打ちして…声もめっちゃ不機嫌だった。。。いつもはあんなに怒んないのに(・・;) (2014年4月30日 20時) (レス) id: a2f1f6b4bf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2014年3月17日 23時

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