775話 結界 ページ33
雲雀��「なんだい？」
草壁「ハァ・・ハァ・・・・・大変です・・クローム・髑髏の心臓が失われ始めました・・・」
膝に手をついて報告されたことは、最悪のニュースだった
「「！」」
雲雀��「行くよ」
貴「あぁ！！」
すぐに立ち上がり、急いで医務室へと向かった
inミルフィオーレ イタリア本部
「ハァ ハァ・・ハァ・・・ハァ」
酷く荒い息が、ミルフィオーレボス 白蘭の自室から聞こえてきた
その息をしている人物の隣には、三叉槍と匣が無残に壊れている
そして、右目から大量に出血するのを手で抑えている彼 ―――――― 骸は膝をついていた
骸��「なんて恐ろしい能力でしょう」
ボタボタ
右目から流れる血が床に落ちて、辺りに飛び散る
対して、白蘭は笑顔のままで無傷の状態だった
部屋は、戦闘後を物語るように複数のクレーターや瓦礫の山と化していた
骸��「さすがミルフィオーレの総大将・・・・というべきですかね。敵いませんよ」
白蘭「また、心にもないこと言っちゃって。喰えないなぁ 骸君」
反論も否定もせず、黙って言葉の続きを聞く
白蘭「君のこの戦いでの最優先の目的は勝つことじゃない。謎に包まれた僕の戦闘データを外部の
他の体(バックアップ)に持ち帰れればそれでよしってとこだろ？」
骸��「ほう・・・・・面白い見解ですね。しかし・・・だとしたら？」
肯定も否定もせず、相手に問いかける
白蘭「叶わないよ ソレ」
その答えに、またしても沈黙を守る骸
白蘭「この部屋には特殊な結界が張り巡らされてて光や電気なんかの波はおろか、思念たぐいも
通さないって言ったら信じてくれる？」
骸��「クフフフ 何を言ってるのやら、僕にはさっぱり理解できませんねぇ」
こんな状況にも関わらず不敵な笑みをこぼす彼には、まだ余裕の表情があった
骸��「(フ・・・・・この体も限界のようだな・・・・・・そろそろ戻るとしましょうか・・・・
・・・)《ドク・・》」
身体が終わりを告げるように、負傷している右目から血が噴出す
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Ｋｅｉ(プロフ) - 龍さん» ホントだよーw あ、これ返信しなくていいよー 次からはPart18の方で話そー (2014年5月4日 9時) (
レス) id: a2f1f6b4bf (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - Ｋｅｉさん» とんだ災難だったねぃｗ (2014年5月3日 17時) (レス) id: 0df8bb9172 (このIDを非表示/違反報告)
Ｋｅｉ(プロフ) - 龍さん» そりゃ〜ね〜w 近くにいた友達と「あれはヤバイでしょ」って小さい声で話してたw (2014年5月3日 11時) (レス) id: a2f1f6b4bf (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - Ｋｅｉさん» ありゃ〜 そりゃ先輩の堪忍袋の尾が切れるわけだね〜ｗ Kei達は、結構気まずかったでしょｗ (2014年5月3日 8時) (レス) id: 0df8bb9172 (このIDを非表示/違反報告)
Ｋｅｉ(プロフ) - 龍さん» いや〜…あのね、、、先輩が号令かけてんのに周りめっちゃ煩くてさ〜 近くの人が声かけて静かになって…そしたら先輩一番後ろにいた私にも聞こえるくらいの舌打ちして…声もめっちゃ不機嫌だった。。。いつもはあんなに怒んないのに（・・;） (2014年4月30日 20時) (レス) id: a2f1f6b4bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：龍 | 作成日時：2014年3月17日 23時
