774話 失われる内臓 ページ32
in医務室
医務室は、想像以上に深刻な状態だった
クロームが寝ているベッドの上は血で染まっている
クローム「ゴフッ」
そして、未だに口から血の塊を吐き出す
クローム「がはっ」
吐き出す血の量は止まらず、増え続けるばかりだ
ツナ「クローム！！」
急いできた、リボーンとツナが入ってくる
ツナ「！！」
目の前の状況に蒼然とするツナ
クロームの隣ではビアンキが真っ青になり、慌てていた
ビア��「ダメだわ！！手の施しようがないの！！」
ツナ「そんなぁ！！なんで！？」
ビア��「失われているのよ！！内臓が！！」
お腹を見れば、あるはずの内臓が失われているのが分かった
クローム「様・・・・・むく・・・・」
ツナ「！」
小さく口を動かす
ツナ「しっかりしろ クローム！！死んじゃダメだ！！」
急いで彼女の横に駆け寄る
クローム「ボ・・・・ス・・・・？」
聞き覚えのある声に弱々しく目を開ける
ツナ「！！ そーだ、オレだよ！！しっかりするんだ！！」
ガシッ
彼女の腕を掴むと、少し心地のいい顔をした
クローム「あった・・・・かい・・・ボ・・・ス・・骸・・様を・・・」
ツナ「え・・・・？骸が・・・・・どーしたんだ？」
クローム「がふっ！！」
もはや、言葉も話せない状況へと陥っていた
ツナ「クローム！！」
in雲雀のアジト
ガラガラ
挨拶もせずに障子を開けて中に入る
雲雀��「勝手に入らないでくれるかい？」
貴「はいはい・・・・」
適当に流しながら雲雀の前に座る
彼は彼女の顔を見て気付いた
まるで、曇り空をそのまま表したような表情をしていたのだ
雲雀��「どうしたんだい？」
Aは、チラリと彼を見て、しばらく話すか話すまいかを考えると、答えを決めたのか口を
開いた
貴「・・・・・嫌な予感がする」
雲雀��「嫌な予感？」
珍しく不安の篭った声に、雲雀の声も真剣みを帯びる
貴「あぁ・・・・・今すぐにでも何かが起きそうな・・・・そんな・・・・」
曖昧な言葉を繋げている途中、
ダッダッダッダッ
廊下から慌しい足音が聞こえてきて、
ガラガラガラッ
乱暴に障子が開けられた
そこには、焦った様子の草壁の姿があった
表情から見て、相当なことなのだろう
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Ｋｅｉ(プロフ) - 龍さん» ホントだよーw あ、これ返信しなくていいよー 次からはPart18の方で話そー (2014年5月4日 9時) (
レス) id: a2f1f6b4bf (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - Ｋｅｉさん» とんだ災難だったねぃｗ (2014年5月3日 17時) (レス) id: 0df8bb9172 (このIDを非表示/違反報告)
Ｋｅｉ(プロフ) - 龍さん» そりゃ〜ね〜w 近くにいた友達と「あれはヤバイでしょ」って小さい声で話してたw (2014年5月3日 11時) (レス) id: a2f1f6b4bf (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - Ｋｅｉさん» ありゃ〜 そりゃ先輩の堪忍袋の尾が切れるわけだね〜ｗ Kei達は、結構気まずかったでしょｗ (2014年5月3日 8時) (レス) id: 0df8bb9172 (このIDを非表示/違反報告)
Ｋｅｉ(プロフ) - 龍さん» いや〜…あのね、、、先輩が号令かけてんのに周りめっちゃ煩くてさ〜 近くの人が声かけて静かになって…そしたら先輩一番後ろにいた私にも聞こえるくらいの舌打ちして…声もめっちゃ不機嫌だった。。。いつもはあんなに怒んないのに（・・;） (2014年4月30日 20時) (レス) id: a2f1f6b4bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：龍 | 作成日時：2014年3月17日 23時
